学習塾レイズの英検対策コースの紹介です。

※英検対策コース(準2級・2級コース)は2019年3月から「基礎クラス」と一つにまとめることにしました。

準2級・2級コース

回数:両コースとも10回で完結

期間:2018年9月9日~1月20日(日曜日)

時間:1回90分(2級10時~11時30分、準2級12時~13時30分)

料金:15,000円

各回、実戦形式で文法問題と読解問題の解説をします。

英検の読解問題を解くための明確な方法があるので、それを身につけられれば合格の可能性は高くなります。

ライティングの対策は8~10回目に行います。

各回ごとに合格に必要な単語・熟語の暗記を宿題にするのでそれらをこなすことができる人だけ受講してください。

単語・熟語の暗記に使うのは「英検準2級単熟語EX」です(2級受験者は2級のもの)。

 

明確な方法と言っても、普通に勉強をしていれば誰もが気づくことなので「そんなこと言われなくても分かる」と思うかもしれません。

9月9日から1月27日の間で10回授業を行います。毎週授業が行われるわけではありません。

英検とは

英検準2級以下は単語と熟語の暗記さえすればたいした実力がなくても合格できてしまう試験です(2級も準2級以下ほどではないが語彙力があればどうにかなる)

極端に言えば、「英検に合格したければ単語の暗記と熟語の暗記をしてください」の一言で終わってしまいます。

大問1の大半は語彙問題なので、単語と熟語さえ覚えておけば、たとえ英文に空欄前後の英文の訳がほとんどできなくとも、「これかな?」と選べば高確率で正解になります。

文法問題が少しだけでますが、「この問われ方の場合はこう答える」ということさえ押さえておけば、文法の理解なしに正解できるようになります。

長文問題も単語と単語の照らし合わせで多くの選択肢を消去できるので、語彙力を増やしておけば正解にたどり着くことができます。

つまり、文法をしっかりと理解したり、読解対策をとらなくても、語彙力を増やす努力とテクニックさえ身に着ければ誰でも簡単に合格できるのです。

正直なところ、暗記をすれば合格できるので、英検のために塾に通うのはお金の無駄と思っています。

しかし、英検に合格したいという子(子というよりも親かもしれない)が少なからずいるので英検対策コースを設けることにしました。

高校生へ

今後英検がセンターの代わりになるからといって、私立大学や国立2次試験で大学独自の試験が出されなくなるわけではありません。

結局は中途半端な英語を身に着けたとしても、大学入試では使い物になりません。

英検2級に合格しているのに西南の問題が難しくて6割がぎりぎり、中にはそれすらとれない人もいます。

意味のない多読をしたり、単に語彙力を増やして4択問題を解けるようになっただけで、全く英語の実力がないことを表しています。

そうならないためにも、文法の確実な理解、英文の構造を把握するための読解訓練をしてください。

中学生へ

中学1・2年生で英検4・3級に合格している生徒がレイズの通常のクラスに入塾することがあります。

そのような生徒に授業をすると、簡単なことを理解していないことが大半です。

もちろん、英検に合格できるだけの努力はしているので最低限の文法は分かっています。

しかし、3級に合格しているのに「名詞の前にaをつける」、「三単現のS」、など基本中の基本ができないことが本当に多いのです。

形容詞が名詞を詳しく説明するということを理解していないことは当たり前で、「そんなことだと分詞や関係詞の理解が絶対にできない。今の勉強の仕方だと高校に入ったら確実に英語が苦手になる」と思ってしまいます。

ライティングを抜かしすべてが4択問題なので理解が不十分でもなんとなく正解してしまう英検と高校入試は違います。

単語の綴りを正確に覚える、問題の意味を捕らえ解答する力(読解力・推察力・理解力)、が必要になることを覚えておいてください。

中学生の時に英検3級に合格したからといって英語ができると勘違いしないようにしてください。

注意点

  • 授業を受けるだけで合格ができるわけではありません。単語・熟語の暗記は各自で行ってもらいます。
  • 中学生の定期テストの都合より1・2週間休講することもあります。休講中は単語の宿題を渡すので、語彙力増強に力を入れてください。
  • 欠席に対する振替授業は行えません
  • 5・4級で新たに始まったスピーキングの試験の対応はしません。
  • 3級以上の級は1次試験(筆記)合格者は2次試験(スピーキング)の対策もします。ただし、英検1級のスピーキングの指導はできません。
  • 受験生を除き勉強のさせすぎには注意してください。中学1・2年生なら塾は週2回で十分です(自学ができるなら塾に通う必要もありません)。塾生は無料で英検コースが受けられるからといって、嫌がっている子どもに無理やり通わせるのはお勧めできません。本人がどうしても英検に合格したいという場合を除き通常授業だけを受けさせるようにしてください。
  • 英語の勉強を嫌がっているのに親が無理やりさせているような場合、英検コースの受講をお断りします。英検に合格するには単語・熟語の暗記が絶対に必要です。嫌々ながら覚えようとしていては時間がいくらあっても合格は難しいです。
  • 対象学年は小学5年~高校3年です。学年を問わず自分の実力に合った級のコースを受講してもらいます。

塾の卒業生

中学3年3月まで在籍した塾の卒業生は無料で英検対策コースを受けられるようにしました(諸経費は必要)。

塾を利用して高校3年進級までに英検2級に合格してしまえば、3年からは独学でも余裕をもって西南に合格できるはずです。

塾に通う必要がなくなったお金を大学受験・進学費にあててください。余計なお世話なのは分かるのですが、教育費を必要以上に使うのは家計を圧迫するだけです。

レイズを卒業した生徒なら分かってくれると思いますが、塾に通ったら100%成績が伸びるというわけではありません。

成績を伸ばして志望校に合格するには自分の努力が絶対に必要です。

塾は効率よく勉強をするために利用するだけで、合格するかしないかは99%自分の努力にかかっています。

大学入試は暗記の量がものいうという現状を考えれば、私立文系大学を受験するのに基本的に塾に通う必要はありません。

合格したければ塾に通うのではなく暗記をしてください。

2018年度英検日程

2018年度に行われる英検の日程は以下の通りです。

第1回(6月3日)

  • 受付期間:3月9日~5月11日(書店締め切りは5月7日)
  • 一次試験:6月3日(準会場は6月1~3日)
  • 二次試験:7月8日

第2回(10月7日)

  • 受付期間:8月1日~9月14日(書店締め切りは9月7日)
  • 一次試験:10月7日(準会場は10月5~7日)
  • 二次試験:11月11日

第3回(1月27日)

  • 受付期間:11月30日~12月26日(書店締め切りは12月19日)
  • 一次試験:2019年1月27日(準会場は1月25~27日)
  • 二次試験:2019年3月3日

3級コース

現在募集していません。

募集していないのは3級以下の級は語彙力さえあれば絶対に合格できるからです。

つまり、暗記さえすれば合格できるのにわざわざ塾に通う必要がないのです。

それでも指導を受けたいという方がいたら問い合わせください。

3級では受動態・現在完了形・関係代名詞・不定詞の応用などが新しい文法事項です。

関係代名詞は少しだけ難しいですが、それ以外はすぐに理解ができるはずです。

3月中旬に授業を始め、第3回英検(1月)に合格することを目標にします。

公立高校入試全般で受講を検討している人は「中学生の通常クラス」も検討ください。

受講対象

以下のような人に適したコースです。

  • トップレベルの公立高校を目指す中学1・2年生
  • 福岡中央・筑紫中央・福翔などの公立高校を目指す中学3年生
  • 中学時代まったく勉強をしてこなかった高校1年生

英検4級に合格しているからといって舐めている人は授業についてこられないと思います。

前期(3月中旬~7月下旬)授業内容

  • 第1回:基礎の確認①
  • 第2回:基礎の確認②
  • 第3回:助動詞
  • 第4回:比較①
  • 第5回:比較②
  • 第6回:受動態
  • 第7回:不定詞の基礎
  • 第8回:不定詞の応用実践演習
  • 第9回:現在完了形①
  • 第10回:現在完了形②
  • 第11回:長文読解
  • 第12回:長文読解

後期(9月上旬~1月中旬)

  • 第1回:文法の確認
  • 第2回:現在分詞・過去分詞
  • 第3回:関係代名詞①
  • 第4回:関係代名詞②
  • 第5回:長文読解①
  • 第6回:長文読解②
  • 第7回:長文読解③
  • 第8回:文法の総復習①
  • 第9回:文法の総復習②
  • 第10回:過去問演習
  • 第11回:過去問演習
  • 第12回:過去問演習

※ ライティングの対策は適時行います。

注意事項

英検3級レベルのリスニングは、筆記に合格できる実力があれば対策を取らなくとも解けます。ですので、過去問演習以外で特に対策は取りません。

5・4級コース

現在募集していません。

20回の授業で知識がほぼゼロの状態から第2回の英検4級(10月実施)に合格することを目標にしたコースです。

受講対象

以下のような人に適したコースです。

  • 英語の勉強が始めての小学5・6年生・中学1年生
  • 全く英語ができない中学2・3年生

偏差値55以下の中学2年、偏差値50以下の中学3年生は後期から受講してください。

前期(3月下旬~6月中) 授業内容

疑問文・否定文の作り方、三単現のS、進行形、過去形、助動詞canの解説を中心に行います。

  • 第1回:be動詞・代名詞①
  • 第2回:be動詞・代名詞②
  • 第3回:一般動詞①
  • 第4回:一般動詞②
  • 第5回:疑問詞
  • 第6回:進行形
  • 第7回:過去形
  • 第8回:命令文・助動詞can・その他
  • 第9回:問題演習
  • 第10回:問題演習

※ 第1回英検は6月の第1日曜日に行われますが第2回の英検4級に合格することを目標にしたコースなので第1回に合わせて授業を行っていません。

後期(6月下旬~9月下旬)授業内容

助動詞・不定詞・動名詞・比較級の解説を中心に行います。

  • 第1回:助動詞
  • 第2回:不定詞①
  • 第3回:不定詞②
  • 第4回:動名詞
  • 第5回:比較級①
  • 第6回:比較級②
  • 第7回:長文読解①
  • 第8回:長文読解②
  • 第9回:過去問
  • 第10回:過去問

注意事項①

アルファベットの大文字・小文字が書けることを前提に授業を進めていきます。

授業で「アルファベットが分かりません」と言われても一切対応はしません。

アルファベットが書けない人は必ず書けるようにしておいてください。

また、以下の内容をするために1日1時間くらいの家庭学習も必要になります。

  • 授業で習った文法知識を家庭学習でしっかりと定着させる
  • 合格に必要な単語・熟語を600語を暗記する

注意事項②

小学生向けに楽しみながら英語を学ぶという類のものではありません。

英語に興味がない、もしくは勉強習慣のない小学生が受講すると勉強を嫌いになってしまう可能性もあります。

ですので、子どもが英語に全く興味がないのに「英語を早くできるようにさせたい」という親の気持ちから無理やり受講させるのは遠慮ください。

英語の勉強は中学生からでも十分間に合います。