「高校3年から勉強を始めて、西南学院大学や福岡大学に間に合うだろうか?」
そんな不安を抱えている高校3年生や保護者の方は多いはずです。
結論から言えば、学習の土台となる読み書きに極端な困難がない限り、1年間必死になってやるべきことをやり抜けば、誰にでも合格のチャンスはあります。
もちろん「1年で合格できる」というのは、決して楽ができるという意味ではありません。
しかし「正しい努力を、正しい量だけ行えば、必ず報われる」ということは間違いありません。
目次
1. 「覚えるべき範囲」がある程度明確
難関私立大学の問題との決定的な違いは、「重箱の隅をつつくような奇問」が出ないことです。
西南・福大受験の定番とされている標準的な参考書を一冊完璧に覚えれば、合格点に届くようになっています。
もちろん覚えるべき絶対量は決して少なくありませんが、その範囲はある程度決まっています。
「何をすればいいか分からない」と迷う必要がないため、1年という限られた時間でも、合格に必要十分な知識を網羅し、暗記しきることが可能です。
2. 「暗記」がそのまま点数に直結する
特に福岡大学において顕著ですが、高度な論理的思考や深い洞察力よりも「どれだけ正確に覚えているか」が合否を分けます。
集中して暗記に取り組めば、その努力が裏切られることなく、過去問の点数が目に見えて上がっていきます。
世界史や日本史に関しては、暗記さえ徹底すれば西南・福大ともに7割以上を狙うことは十分に可能です。
英語に関しても、西南の英語は文章を正確に把握する読解力が必要になりますが、福大であれば語彙や文法の知識を固めることで、読解の苦手な部分を十分にカバーできます。
「地頭」の良し悪しを嘆いている子もいるかもしれませんが、少なくとも福大に関してはインプットでどうにかなる部分が強いので、勝手に諦めずに継続して暗記をしましょう。
3. 「難問」に振り回される心配がない
必死に勉強をしたのに5割すら取れないということは、西南・福大の入試ではまず起きません。
世界史・日本史は、先ほど述べた通り、標準的な努力ができれば7割以上を取ることは難しくありません。
現代文は、特に対策をせずとも5〜6割ほど取れる受験生が多く、そこに正しい読解対策と漢字の暗記を加えれば、7割以上を安定させられます。
古文も同様に、古文単語と基本文法という基礎を押さえるだけで、得点源に変わります。
英語も、必要十分な量の単語・熟語・語法の暗記と長文読解の対策を怠らなければ、7割前後を安定して確保できるようになります。
4. 対策が立てやすい
西南学院大学は2026年度から形式変更の可能性はあると言われているので、実際に過去問を見るまで分かりませんが、少なくとも2025年度入試までは毎年軽微な変更はあるものの、過去問から大きく傾向が変わることがありませんでした。
福岡大学においては昭和時代から見ても大きな変更がされていません。
傾向が安定しているからこそ、迷いなく対策に打ち込めるのがこの2校が1年の勉強で十分合格圏内にもっていける理由の一つです。
5. 福大は合格最低点が低い
特筆すべきは、福岡大学の合格ラインの低さです。
西南学院大学は英語が暗記だけでは対応できない問題も多くあり福大よりも明らかに難しいにもかかわらず、合格最低点が7割前後と高くなっています。
それ対して福岡大学は、問題が標準的であるにもかかわらず、合格最低点が6割強になることも珍しくありません。
つまり、得意な2教科で7割以上を叩き出せれば、それだけで合格はほぼ手中に収まったも同然です。
レイズの生徒が合格できたことが証左
「本当に偏差値が低くても間に合うのか?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、レイズでは2021年〜23年の3年連続で、偏差値30台からスタートして1年間で福岡大学に合格した子が実数で6人もいます。
彼らが特別だったわけではありません。
正しい方向を向き、覚えるべきことを一つずつ潰していった結果です。
今の学力がどうであれ、1年間必死に努力ができれば、合格の可能性は十分あります。