塾用のテキストも市販の参考書もたくさんあってどれがいいか迷ってしまいます。
2021年度から中学生の教科書が変わるので、塾で使うテキストを変えるかどうか悩み中です。
目次
塾用の参考書
文理出版と好学出版が出している参考書が個人的には良いと思っています。
実際に今塾で使っているテキストは
英語・数学・国語
文理出版の
英語のテキストは「中学実力錬成αスタンダード」
数学は「WinPassウインパス」
国語は「中学必修テキスト」
スタンダードは公立高校入試よりも少し難しい内容を取り扱っているので偏差値60前後の子が使うには最適なテキストです。
公立中学に通う子にとっては少し難しいのでうちの塾では使っていませんが
難関私立・公立トップ校を目指す子に向いた「中学実力練成テキスト」もあります。
今はどうか分かりませんが西南学院中学のテキストとして使われていたこともありました。
ウインパスは難問よりも標準問題を確実に解けるようにするために最もよく、公立高校入試に最適のテキストです。
必修テキストは教科書準拠の参考書です。
来年度からは文章要約を国語の授業の中心にするのでこの参考書は使わなくなると思います。
理科・社会
理科・社会は好学出版の教科書準拠テキスト
「新ワーク」
文理の「必修テキスト」とどちらを利用するか迷うところですが(必修の方が若干難しいし使いにくい)、
無理に難しいものを使わなくても
「新ワーク」と【「中学歴史が面白いほどわかる本
福岡県の公立高校入試で確実に8割以上は取れるようになるので「新ワーク」を使うことにしました。
数学ウインパス・ウイニング
数学は
文理出版のウインパスを使うか
好学出版のウイニングを使うか
ものすごく悩むのですが
うちの塾はウインパスにしました。
ウインパスは少し横着なところがあり
少なくとも私が塾講師を始めた20年ほど前から大幅な改訂がされていないので
最新の入試を意識して作られているようには思えません。
一方
ウイニングはちゃんと改訂がされています。
もちろん、入試で問われていることがそこまで大幅に変わってはいないので(変わっているようにみえるかもしれないが解くために必要なことに変わりはない)
もともとの内容が最高に素晴らしいものであれば
あえて全面改訂をする必要はないかもしれないが
さすがにほとんど何も変わっていない状況を見ると「ちゃんと研究しているのかな?」と疑ってしまいます。
が、それでもうちの塾でウインパスを利用しているのは
うちの塾が公立高校入試に合格することを第一に考えている塾だからです。
ウイニングになると高校の数学Aでならう内容を公式暗記だけで解かせる問題まで出てきてしまうので
それが難関私立高校入試を考えてのことなのはわかりますが
難関私立対策をしないうちの塾ではtoo muchになってしまうんです。
それに、単なる暗記で数学の問題が解けるなんて子供たちに勘違いをさせてしまうと
考えるよりも先に
無理やり公式に当てはめようと、闇雲に問題を解く癖がついてしまう危険性もあります。
そうなるくらいなら難関私立に出される内容を解くなんてことはしないほうがましかな
となるので
うちの塾ではウインパスを使うようにしています。
市販の参考書
市販されている教科書準拠の参考書は
- 教科書ガイド
- 教科書ワーク
- 教科書トレーニング
- 中間・期末テストズバリよくでる
- 中間・期末の攻略本
- 定期テスト基礎からぐんぐん
など、たくさんあります。
こんなにあったらどれを使えばいいかわかりませんよね。
お勧めは教科書ワーク
個人的に一番お勧めなのは【教科書ワーク
出版社を見てみると文理出版が出していました。
あ~やっぱりね
と納得です。
次にお勧めなのが
「教科書トレーニング
調べてみると出版社は新興出版社啓林館でした。
へ~~~
と少し以外。
教科書ガイド(これも啓林館が出版していました)は英語だけなら利用してもいいと思いますが
市販の参考書でお勧めできるのはこの2つだけです。
塾に通っていない子はこのいずれかの出版社のものを勧めます。
攻略本・ズバリよくでる・対策ワーク
他に
「中間・期末の攻略本
「中間・期末テストズバリよくでる
もありますが
個人的にはお勧めできません。
説明があってないようなものですし、問題数も少ないです。
値段が安いからといって安物買いの銭失いになるだけです。
「問題たくさん解きたいからこれも買ったほうがいい」
と思う子もいるかもしれませんが、
そんなことをするなら
教科書ワークとトレーニングを繰り返し解きましょう。
そっちの方が成績はUPします。
でも、「中間・期末の攻略本
なんでこんなの出すんだろう?
もしかすると、手っ取り早くテスト範囲を復習したいと思う子に向けて作られたのかもしれませんね。
注意点
学校で使われている教科書を作っている出版社は
- 光村図書
- 帝国書院
- 啓林館
- 東京書籍
- 大日本図書
- 開隆堂
- 三省堂
このようにたくさんあります。
そこで一つ注意
市販の教科書準拠版参考書を購入するときは
教科書の背表紙を見て出版社の確認をしてください。
自分の学校で使っている出版社と違うものを購入しては使い物になりません。
表紙がそっくりなので、意外と間違えてこう買っちゃう人は多いと思います。