途中から塾に入ってきた子で
- 英語・数学の基礎部分が抜けてしまっている
- 学校の授業についていくのがやっと
という場合は「個別指導」の空いている枠を使って無料で個別対応をしています。
※ 通常の個別指導と異なり完全マンツーマンの1対1指導になるとは限りません。
目次
個別対応
体験授業で基本ができていないことが分かれば、入塾してから最初の1・2ヶ月くらいは通常の授業とは別に個別に解説授業を行い、基礎を定着してもらいます(このとき、授業とは別に相当の暗記も要求します)。
この対応をすることで、相当の努力をしているのに学校の「授業についていくのにもかなり苦労している」という場合を除き、入塾時の学力がどうであっても、だれでもレイズの授業について来られるようになります。
また、レイズでは「少人数授業」を実施しているので、
- 表情
- 手の動き
- ノートに書いた解答
などを細かく確認することができ、生徒一人ひとりの理解度を詳細に把握できます。
これにより、入塾直後に限らず塾側がフォローが必要だと感じた場合、通常授業以外の日に塾に来てもらい
- 理解に苦しんでいる部分があれば個別に授業をする
- 暗記が不足している場合は暗記をしてもらう
といった対応とることができています。
たとえば、中途入塾したばかりの中学3年生が通常授業に加えて個別対応も受ける場合
19:00~19:30 | 19:40~21:40 | 21:45~22:15 | |
月曜 | 通常授業 | 個別指導 | |
火曜 | 自習 | ||
水曜 | 通常授業 | 個別指導 | |
木曜 | 自習 | ||
金曜 | |||
土曜 | 個別指導 | 通常授業 | |
日曜 |
このように、授業の前後に30分程度の個別対応をし、授業とは別日に自習をしに来てもらい必要なことを暗記してもらいます。
学力により生徒を選別していないレイズには、平均点を取れていない子が入塾してくれることもあります。
この場合、成績を伸ばすためには通常の授業以外のフォローが絶対に必要になります。
入塾してくれた生徒全員の成績を伸ばすために塾側ができることは可能な限りするので、「勉強をさぼっていたけどこれからは本気で頑張りたい」という子は一緒に頑張りましょう。
学校の授業についていけていない子
レイズでは「成績を伸ばしたい」と思っている子であれば現在の実力を問わず受け入れているので
入塾時の成績が既に在籍している塾生と比べて差がありすぎる場合もあります。
この場合、入塾してから1・2か月くらいは通常授業を受けずに
次の表のように「個別指導(週2~4回)」と「自習室で暗記」をする形で指導をさせてもらうこともあります。
18:30~19:20 | 19:40~21:40 | 21:50~22:40 | |
月曜 | 個別指導 | 自習 | |
火曜 | |||
水曜 | 自習 | 個別指導 | |
木曜 | 個別指導 | 自習 | |
金曜 | |||
土曜 | 自習 | ||
日曜 |
この形式で塾に通うとなると、今までに経験したことがないほどの努力をする必要が出てきます。
というような気持では絶対に継続できません。
現在の成績に関係なく「成績を伸ばしたい」と強い気持ちを持った子であれば、塾側もその気持ちに応えるために可能な限り協力していきますが
「1日1時間の勉強もできない」
「親が無理やり通えと言うから仕方なく塾に来てやっている」
といった気持ちの子に個別に対応する気は一切ありません。
- 平均点以下から平均
- 平均から学年上位
になりたいのであれば、それなりの覚悟をもって塾に入るようにしてください。
数学・英語は基礎が大切
英語と数学は積み重ねが非常に重要な科目です。
もし、これまで学習を怠ってきた子が、いきなり今の学習内容に取り組もうとしても、多くの場合、以下のような問題に直面します。
- 理解に時間がかかりすぎる:過去に習った内容が定着していないため、新しい内容を理解するのに必要以上に時間がかかってしまう
- 何から手をつければ良いか分からない:基礎が欠けているため、どこから学習を始めれば良いのか見当もつかない
せっかく勉強を始めようと思っても、このような状況に陥ると、やる気を失い、挫折してしまう可能性が高くなります。
そのため、中学2・3年生で学校の授業についていけていないくらい苦手になっている場合は、多少遠回りに思えるかもしれませんが、英語と数学は中学1年生の内容から復習することを強くお勧めします。
「今習っているところだけを何とかしたい」という気持ちは理解できます。
しかし、今の内容だけを理解しようとしても、「何が分からなくて解けないのか分からない」という状況に陥り、結局何にも手がつかないことになります。
一見遠回りに見えるかもしれませんが、基礎をしっかりと固めることで、結果的に早く、そして確実に学習を進めることができます。
まずは暗記
「先生、分かりません。教えてください!」そう言ってくる子どもたちの中には、実は「暗記不足」が原因で理解できていないケースが少なくありません。
例えば、「私は先生です」という英文を書くとき、「teacher」という単語を知らなければ書けないのは当然です。
このような場合、「分かりません」と聞かれても、答えは一つ。
「まずは『teacher』という単語を覚えましょう」と言うしかありません。
子どもたちからすれば、「分からないから教えてほしい」と思うのは当然です。
しかし、暗記で解決できる問題は、残念ながら「覚える」以外に方法はないのです。
なぜ暗記が大切なのか、それは、まず基礎知識を定着させるためです。
特に定期テストでは、範囲内の内容を暗記すれば高得点が狙えます。
勉強が苦手な子ほど、まずは暗記で成功体験を積み重ねることが重要です。
次に、暗記は理解力向上への土台となります。
暗記を通じて基礎知識が定着することで、応用問題にも対応できるようになります。
最初から「覚えられない」と諦めず、まずは真剣に教科書や参考書を読んでみることが大切です。
そのとき、一度にすべてを覚えようとせず、少しずつ目標を達成していくことで、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
暗記が苦手な子には、反復学習が効果的です。
何度も繰り返し読む、書く、聞くことで記憶に定着させましょう。
最後に、「暗記」は、決してつまらない作業ではありません。
基礎を固め、自信をつけるための重要なステップです。
「騙されたと思って」、まずは徹底的に暗記に取り組んでみてください。
きっと、結果はついてきます。
個別対応は強制ではありません
塾側が必要だと思ったときは「個別対応」「暗記」をしてもらうために生徒に声をかけて塾に来るように伝えています。
勉強習慣のない子にはある程度の強制をもって対応に当たっていますが、一向にやる気がでる気配を感じられず、声をかけたときに「行きたくない」という反応を繰り替えされたら、声をかけなくなることもあります。
また、生徒本人が「絶対に嫌だ」「家でやったほうが勉強ができる」と塾に来ることを強く拒む場合は無理やり来させることはしていません。
※ 集団授業を受けている生徒への個別対応は必要に応じて実施しています。「無料だからとりあえず受ける」ということはできません。
21時50分以降
部活をやっている子は17時30分ころに塾に来るのは難しいかもしれないので、21時50分~22時40分まで個別対応の時間を設けています。
しかし、夜遅くまで塾で勉強をすることはあまり勧めません。
どうしても部活を休めない問う場合でない限り、できる限り19時40分より前の時間帯で個別対応を受けるようにして下さい。