プログラミング教育が小学校で必修化されることになったこともあり、多くの方が気になっていると思います。
目次
プログラミング教育
「プログラミング」という教科が新たにできるわけではありません。
「プログラミング的思考」を育むために既存の教科(算数や数学)のなかでプログラミングを利用するようです。
ベネッセのサイトに詳しく書かれてあるので気になる方は「ベネッセのプログラミング教育情報」で検索してみてください。
個人的には、プログラミングよりも教育の市場化のほうが気になって仕方がありません…。
何が身につくの?
プログラミングを学ぶことで
- 創造力
- 表現力
- 計画力
- 論理的思考力
- やり続ける力
などが、身につけられる!!
プログラミング教育を肯定的に捉えている人はそのように言います。
が
私は、「本当にプログラミング(的思考)教育をするだけで、そんなにいいことばかりが起こるのかな?」と疑問に思っています。
もちろん、これをきっかけに
モノづくりやプログラミング言語に興味を持ちはじめ、最終的に人工知能技術のスペシャリストになるならいいですが、そううまくはいかないでしょうし…。
プログラミング言語
レイズでは巷ではやっているブロックや段ボールを使ったキットは利用しません。
一時期利用をするか迷っていましたが、止めました(授業ではやりませんが、何らかのキットを置くかもしれません)。
あれは確かに面白いですが、どう考えても私が思っている学び方とは違うと感じたからです。
あれをすることで自分で考える力・論理力・やり続ける力などが身につくということがネットや本に書かれていますが、個人的にはそうは思えません。
仮にプログラミング(的思考)が思考力・論理力などが身につけられるとしても、それが唯一の方法ではないはずです。
ただ、プログラミング言語(スクラッチなどのビジュアルプログラミングではなく)を学ぶことは、少なくとも現時点では大きなプラスになると考えています。
そこで、レイズではプログラミングをしたければいつでもできるようにしておき、関心を持った子が自分の意志で学ぶ形式を取ることにしました。
プログラミングは近いうちに知識がなくても誰もが簡単にできるようになる可能性もあるみたいです。
もしかすると、10年後にはプログラミング言語を学ぶことに意味がなくなるかもしれませんが
少なくとも現時点では、プログラミングができればやりたいことの幅を広げられるはずです。
この本ならアルファベットが読めれば小学生でもプログラミング言語の初歩を理解することが出来ると思い、塾に置くことにしました。
ブラインドタッチ
プログラミング言語を学ぶには、ブラインドタッチができる必要があります。
ブラインドタッチは慣れです。
パソコンに触れたことのない子は、ブラインドタッチの練習ソフトを利用して、ブラインドタッチをできるようになってください。
パソコン(第8世代i5‑core|8GB)
当初3台購入する予定だったのですが、ヨドバシカメラの店員に直接話を聞いたところ
「値段をケチって低いスペックのもの(Celeronや旧世代のcore/4GB)を購入すると作動しないこともある」と言われたので、
2台購入するだけで予定金額をオーバーしてしまい3台置くことができなくなりました。
利用者が多ければ、新たに購入します。
マイクロビット
簡単にプログラミングが学べる「マイクロビット」というものがあります。
正直これをすることで何が学べるのかはよくわからないのですが、
手ごろな価格なので、関心のある人は試しに購入してもいいと思います。
プログラミング教室
一時期「プログラミングで塾生を獲得できますよ」というような営業電話が頻繁にかかってきました。
私はプログラミングのことをほとんど知らないのですが(普通の学校の先生や塾講師と比べたら知っているとは思いますが)、そんな私の塾にも営業してくるなんて…
手あたり次第、塾に営業電話をかけるってことは、何も知らなくてもマニュアルを利用すれば小学生を対象にしたプログラミングなら教えられるということなのでしょう。
その程度のものだったら、わざわざ教室に通わずに「マインクラフト」「スクラッチ」「マイクロビット」「スクラッチ」など(ビジュアルプログラミングはただの遊びでしかないと思うが本当のプログラミングを学ぶきっかけになる可能性はある)、最初のさわりだけを親が教えて(パソコンがあれば本を頼りに誰でもさわりだけなら教えられます)後は自由に子供たちにさせればいいだけのような気がします(レゴだって売っていますし)。
「プログラミングをすればこんな教育効果がある」といろいろなことを並べて生徒を獲得しようとする。
英会話教室もそうですが、教育で利益を出そうと考えている教育産業がそのような言葉で煽るのは当然だとは思いますが
本当にプログラミングをしなければならないのか?
プログラミングをしなければ身に着けられない能力なのか?
価格に見合う教育内容なのか?
しっかりと考えるべきだと思います(もちろん考えているのは分かりますが、チラシや営業の人の甘い言葉に正常な判断ができないことも多いはずです)。
「子どものため」と言っておきながら、実際は塾に入ってお金を落としてくれること、教材を購入してくれること、それを第一に考えているのが教育産業だということを忘れてはいけません。
私も塾を運営しているのでごちゃごちゃと不満を言える立場にはいませんが…(「あんたも同類だろ」と言われておしまいですよね)。
注意事項
塾長である私がプログラミング言語を教えるわけではありません(ホームページ作成のため、HTML、CSSの最低限の知識を入れましたが、プログラミングに関しては素人)。
無料でプログラミングを学べるツールがあるのでそれを利用します(無料でもかなりわかりやすそうなので、私もこれを機にプログラミングを独学で始めます)。
パソコンを子供に使わせたくないと思われる方は私が思っている以上に多いと思うので、やるかどうかは完全に任意にします。
原則小学生を対象にしています。
中学生は定期テストで平均点プラス80点以上を安定している子以外は利用できません。