小学6年生の授業について書いています。
目次
授業料・時間帯
授業料金と時間帯は以下の通りです。
小学6年 |
火曜(英語・読解) 土曜(算数) |
12,000円 |
※ 曜日・時間帯を変更することがあります。
※ 夏休みは曜日・時間帯は上記と異なります。
※ 12月26日~翌年1月7日までは休みになります。
※ 全学年入塾時・進級時に諸経費10,000円が必要になります。
※ 小学生Q&A
対象
公立中学へ進学する(中学受験をしない)小学6年生を対象にしています。
しっかりと勉強をしていきますが、遊びの時間を奪うほどの勉強をさせたりはしません。
のびのびと学び、勉強習慣を身につけていきたい子にピッタリ合うと思います。
授業について
国語は文章を読み語彙を増やす
「国語の授業」
算数は計算中心
「算数の授業」
英語は単語の暗記・基本文法の定着
「英語の授業」
国語・算数・英語は短期間の勉強でどうにかなる教科ではありません。
日々努力をし続ける必要があります。
中学生で学年上位4分の1以上になれるよう、小学生のときから一緒に学んでいきましょう。
宿題
学校の宿題が多く出されると思うので塾の宿題は1日20~30分くらいで終わる量にします。
講師がついていなくても1人でできるように、国語と英語は漢字・英単語の暗記。
算数は「習った内容を翌週の授業でもできるようにしておく」ことを宿題にします(中学生にもこのやり方で宿題を出していますが、できるなら宿題はしなくてもいいです。必要であると思えば自分の意志で復習をし、知識の定着をはかる)。
授業で習ったことは宿題をこなすだけでなく、自分の意志で復習し知識を定着させることが重要です。
中学生の中には、授業中にできていた問題を1週間後に解いてもらうと、全くできなくなっていることが少なくありません。
1週間前には解けていた問題が解けなくなってしまうのです。
なぜそのようなことが起こるのか。
理由は単純で、復習をしないからです。
小学生は中学生と比べ時間に余裕があるので、仮に1週間後にできなくなったとしても、根気強く繰り返し教えていけばいいだけですが、中学ではそうもいきません。
日々知識を定着させていけば400点前後は普通にとれるのに、それをしないから直前期にあせって勉強をする羽目に。
それで、思うような結果が出るならまだましですが、結果が悪ければ内申点に響きます(内申点にびくびくしながら中学生活を送らなくてはいけない学校制度そのものに問題もありますが)。
内申点の問題だけではありません。
知識が定着していなくても授業は先にすすみます。
次の単元でも知識の定着を図れないまま同じことの繰り返し。
結局、その学年で習う内容が中途半端な状態で、進級。
英語・数学は進級したら前の学年で習った内容が分かっていなければ次の学年の内容の理解が難しくなり、さらに出来なくなっていく。
小学生のうちに「宿題をちゃんとやってくる子が勉強ができるんだ」という経験ができることも、塾の利用を勧める理由の一つです。
入塾の時期
中学生になると部活や学校の授業の復習やテストやらで、ゆっくりと時間をかけて国語の勉強をする時間が持てません。
また、英語の授業が必修になったことで、中学1年の1学期からできる子とできない子の差が今以上に広がることが予想されます。
小学生のときから必要最低限の英語の勉強をしておかなければ取り返しがつかなくなるかもしれません。
「小学校の授業では特に困ってないから塾はまだ入らなくてもいい」と思われる方が多いかもしれませんが、中学1年の1学期からつまづかないよう、小学6年生からの入塾をお勧めします。
理解を伴わせた暗記
小学生のテストは簡単なので、あまり理解が出来ていなくてもそこそこ点数が取れてしまいます。
しかし、中学の定期テストでは簡単に点数がとれるわけではありません。
中学の理科・社会は完全に暗記科目ですが、理解を伴わせて暗記ができなければ、言葉を少し変えられただけで解けなくなります。
例えば、「液体のろうを、個体のろうにしました。質量はどうなるでしょうか?」という問があったとします。
これを、単純に「変わらない」と覚えても、
ほかに似たような問題
「体積は?密度は?」と問われる
「あれ????どうなるんだっけ?」
となる可能性が高いです(仮に覚えられたとしても、そのような覚え方では忘れないために無駄に暗記を繰り返さなくてはならなくなります。そして、暗記をやめたとたんに頭から消え、定期テストが終わってから数日後には覚えたことをすべて忘れてしまいます)。
中学では覚える量が多くなるので、単純に用語や結果を覚えるだけでは限界があるわけです。
これを知らずに、小学校のときの変わらず、「あまり意味が分からないけどとりあえず暗記しておけばよい」という暗記の仕方をし続ければ、悲惨な結果になります。
上の問題を覚えるには、
まず「質量」の意味を知る必要があります(「『質量』の意味を知らないだなんて考えられない」と思われるかもしれませんが、勉強が苦手な子は大人が思っている以上に言葉を知りません)。
「質量」は「重さ」のことです(実際は「質量」は「重さ」ではなく「g, kg」ですが、ニュートンを習う前の中学1年は「重さ」で覚えておいてほうが混乱しません)。
これを知ったうえで、「ほとんどの物質は状態が変化しても質量(重さ)は変わらない」。
と、図を見ながら頭でイメージをしながら覚えれば、短期間で忘れることはなく、仮に1年後に忘れていたとしても、参考書を一度読み直せばすぐに思い出せます。
勉強をしているのに成績が伸びない子の一定数は、理解するために知っておかなければならない言葉の意味を知らないまま単純暗記しています(単に勉強不足の可能性も高いですが)。
こんなことでは勉強ができるようになるわけがありません。
塾ではこのようなことが起こらないよう、時間をかけて暗記(勉強)の仕方も身につけさせていきます。