2026年度入試では、高校生が5人在籍していました(24年度は3人、25年度は1人が在籍していました。原則、生徒が希望した大学に全員が合格できたときにUPするので、合格結果について書くのは3年ぶりになってしまいました)。
本来は西南・福大クラス1つしかないのですが、8月からは、西南・福大クラスと、基礎クラス(基礎文法・基礎読解の解説)の2つに分けました。
高校生は5人しかいない少人数だったのですが、実力差と志望校を考えると、同じ授業をすることが生徒のためにならなかったからです。
編成は西南・福大クラス2人、基礎クラス3人です。
以下、西南・福大クラスで授業を受けていた子について書いています。
※ なお、中学生の合格結果は今後サイト上に書く予定はありません。年度によっては筑紫丘・春日に合格している子もいますが、ほぼ受験が形骸化してしまっている高校入試で生徒がどの高校に合格できたかを外部の人に伝える必要性はほとんどありませんし、西南・福大クラスのように志望校を限定して授業をしているわけではないので、その点でもどの高校に合格したかを塾の実績として書く必要性がないからです(そもそも塾の実績ではなく生徒本人が頑張った結果でしかない。塾はその手助けを下に過ぎない)。
目次
U君(筑紫高校)
佐賀大学合格、おめでとうございます。
中学3年生の時にレイズで勉強していたU君が、高校2年生の2学期ごろに「自習室を使わせてほしい」と戻ってきてくれた時、志望校が福岡大学だと聞いて驚いたのを覚えています。
そのとき私は「えっ?福大なの?国立大学を目指していると思っていたよ」と伝えたはずです。
そこで佐賀大学の合格最低点やどれくらいの難易度なのかを簡単に教え
「今からやれば佐賀大なら合格できると思うから福大を志望校にするのは勿体ない。そもそもU君なら福大を目指すだけなら、塾に通う必要はないよ」
というようなことを言ったと記憶しています。
U君のそのときの学力を詳しく聞いたわけではありませんでしたが、中学時代のポテンシャルを知っていたので、今の実力がどうあれ佐賀大なら絶対に手が届くという確信がありました。
その後、しばらく連絡が途絶えた時期もあり、自力で福大を目指しているのか佐賀大に切り替えたのか気になっていましたが、高3になって「自習室を利用したい」と再び塾に通うことになりましたね。
夏休みからは、福大の理系学部を一般選抜で受験するために「念のため西南・福大クラスの授業も受けたい」とのことでしたが、正直なところ、私の中では授業を受ける必要はないと思っていました。
「本当に受けるの?あまり意味がないよ」と言っても、「受けたい」とのことだったので授業を受けることになりましたが
実際に共通テスト直前期、U君自身も「授業を受けるより自習の時間を増やしたほうがいい」とうすうす気づき始めていましたね。
私から「授業は受けずに、自習室で自分の勉強に専念していいよ」と伝えたとき、ほっとした表情を浮かべていたのが印象的でした。
結果、総合型選抜での佐賀大学合格に加え、福岡大学、九州産業大学、福岡工業大学と、受験したすべての大学で合格を勝ち取りました。
少人数集団指導を行う「レイズ」では、授業をすることで生徒一人ひとりの実力がある程度見えてしまいます。
中学卒業時に「高校でも頑張れば九大だって狙える」と伝えたのは、授業を通じてU君の地力の高さがはっきり分かっていたからです(そう伝えていたことをU君は覚えてなかったみたいですが…)。
一般的に、国立大学合格を1年間の対策で勝ち取るのは容易なことではありません。
それにもかかわらずU君が本格的に受験勉強を始めたのが高校3年生からだったにもかかわらず、佐賀大学にしっかりと合格できたのは、U君が高い能力(理解力・暗記力・集中力など)を発揮した結果です(多くの場合1年の勉強で国立大学は難しいので)。
大学卒業後に研究の道へ進むにせよ、就職するにせよ、その高い能力があれば、どのような環境でも自分らしく挑戦し、成果を出せると信じています。
それでは
佐賀大学合格おめでとう!!
Z君(福翔高校)
福岡大学合格おめでとうございます。
ちょうど英語のクラスを2つに分けようとしていた8月から入塾してくれました。
入塾前に定期テストの学年順位が
- 英語コミュニケーション:学年310数人中の300番台
- 英語理解:学年110数人中の110番台
と聞いていましたが(進研模試は未受験)
体験授業を受けてもらったことで、苦手な原因は単なる「勉強不足」であるとはっきり分かったため、「残り半年で西南・福大を目指すのは厳しいが、頑張れば合格の可能性は十分ある」と伝えた記憶があります。
ただし、基礎がほとんどできていなかったので「英語の基礎クラス」と「西南・福大クラス」両方の受講を半ば強制しました(なお、こちらから受講を強制したので1つのクラスの授業料のまま2クラス受けてもらっています)。
実力的に「西南・福大クラス」を受けるのは厳しい状況でしたが、残り半年しか残されていない期間で悠長なことは言っていられなかったからです。
実際に、最初は九産大の過去問すら解けず、初めて解いた福大の過去問は20点台前半で、その後も20点台が数回続きました。
しかし、福大は出題傾向がはっきりしており長文の解き方も決まっているので、英文法・英文解釈の基礎が身につき始めた2ヶ月後くらいから、ようやく安定して50点前後を取れるようになりました(福大の出題傾向の癖が分かったことも大きく影響しています)。
その後、何度か60点台が出る一方で40点台に落ちることもあり、本番までなかなか目標点に届かない日々が続きました。
原因は明白で、長文の精読不足と並べ替え問題への苦手意識でした。
その原因が「復習不足」であことは明らかだったため、直前期の2ヶ月間はしつこいくらいに復習の徹底を指示しました。
こうした英語の粘り強い対策と並行して、得意の日本史は過去問でも7割以上を確保できていたので、九産大の合格についてはほぼ確信していました。
しかし、福大に関しては最後まで英語と国語でどれだけ粘れるかという勝負であり、予断を許さない状況が続いただけに、合格報告を聞いたときは本当に安心しました。
基礎がない状態から、わずか半年で西南・福大の合格ラインに届かせるのは簡単ではありません。
「なぜ夏休みから始めたのか」と尋ねた際、先輩の「部活が終わってからでも間に合う」という言葉を鵜呑みにしていたと話してくれましたが、合格できたから良かったものの、実際はそう甘いものではないと痛感したはずです。
入試が近づくにつれて「もっと早く始めればよかった」と強く後悔していた様子も見てきました。
合格の可能性をより確実にするためにも、後輩たちには「部活が忙しくても高3に進級する前から準備すべきだ」ということを、ぜひ伝えてあげてください。
ダメ出し的な内容になってしまってごめんなさい。
福大合格おめでとう!!
基礎クラスの子たちへ
自分の第一志望に合格できた子もそうでなかった子もいると思うので、ここに具体的な結果を書くのは控えておきます。
大学に入ってからは、これまでの勉強とは異なり、何をどのように学ぶかはすべて自分自身で決めることになります。
まずは学科で学ぶべきことをしっかりと修めた上で、それとは別に自分が面白いと思うことや得意なこと、あるいは挑戦してみたいことを主体的に探すようにしてください。
もしそれが見つかれば、自分が今何をやるべきかという目標は必然的に見えてくるものです。
反対に、何も目的を持たずにただ何となく大学生活を送ってしまうと、人生における貴重な4年間を無駄にしてしまうことになります。
学ぶことは年齢に関わらずいつでも始められますが、社会人になれば今のようにまとまった時間を確保することは難しくなるのが現実です。
この4年間は、自分の能力を磨きやりたいことを見つけるための、人生で最後のチャンスになるかもしれません。
一日一日を大切に過ごしてください。
「頑張れば合格できる」という言葉
「頑張れば合格できる」ということをZ君に伝えたと上で書きました。
これは一般的な塾であれば、入塾を希望するすべての子に対して掛ける言葉かもしれません。
しかし私(レイズの塾長)は、体験授業を通して「残りの期間で努力を積み重ねれば、合格の可能性が十分にある」とはっきり確信したときにしか、その言葉は使わないようにしています。
私は、合格の可能性が低いと感じているにもかかわらず、「頑張り次第だよ」などとお茶を濁して期待を持たせ、入塾を促すようなことはしたくないと考えているからです。
もちろん、体験授業の結果として「合格はかなり厳しいかもしれない」と感じた子が、それでも塾に入って合格を目指して頑張ろうとするならば、塾側としてできる限りの協力を惜しむことはありません。
しかし、その場合であっても、根拠なく「合格の可能性は十分ある」という言葉を安易に使うことはしないのが私の信念です。
勉強をする理由
