今『教育は遺伝に勝てるか?』
を読み直しているのですが
改めて落ち着いて読んでみると
私が経験的に思っていたことがほとんど正しいと言っていいほどの内容なので驚いています。
タイトルからするとこれを手にする人はかなり限定的になってしまうと思いますが
今現在の成績に満足していようがいまいが、小学生で勉強のことを考えるのはまだまだ先だと思っていようが
子育て中のお父さん・お母さん(高校生以降は親のかかわりがかなり限定されてくると思うので中学生までの子の親)は読むことを勧めます。
この本をどのように捉えるか
は
人によって若干異なってくるような気がしますが
個人的には
「学校の勉強ができるかどうかをすべて」と考えてはダメで、努力によってどうにもならない(努力による変化がゼロではないにしろ努力に見合う結果がでない)場合は努力でどうにかなる部分を探し、それを活かすことを考える必要がある
自分が楽しいと思っていることを深くやることができれば、それは学校の勉強ができるようになるのと同じくらい重要(このように書くと「勉強をしなくていいなんて間違っている」と捉えてしまう人もいるみたいなので、念のため書いておきますが「勉強などしなくていい」とは一切思っていません。最低限の勉強をするのが前提で、それだけに偏ってはダメだと言っているだけです)。
と改めて思う内容でした。
あと、今月購入した本は当たりが多い
その中で読み始めると本当に止まらなくなったのが
言語学は正直面白いと思ったことなくて最後まで読み終えたものはないのですが
これは面白い(面白いというより今まで読んできたものと比べ読みやすいのである程度読むことができるので楽しく感じられる)。
今自分が平行して読んでいるもので中学生でも頑張れば読めて且つ面白いであろう本をあげると
- はじめて読む!海外文学ブックガイド
- 若いうちに読みたい太宰治
- つながる読書
- あなただけの人生をどう生きるか
- 高校図書館デイズ
特に『若いうちに読みたい太宰治』は高校生にお勧め、