過去の常識を破ってこれから先のことを示してくれる類のビジネス書は大人に向けて書かれた本なのかもしれないが

それらは子どもこそ読むべきものだと私は考えている。

というのは、その手のビジネス書は一般的な人が読んだとしても「そうなんだ。でも、自分は今の仕事があるので書かれてある内容には共感するし、実践してみたいと思うが現実的に無理だな」となることがほとんどだと思うからだ。

しかし、だからといってビジネス書を子供が読むかと言えば、まず読まない。

そこで、「今のまま勉強さえしておけばよかったなんて考えがダメなんだ」ということを子供に伝えていくために、大人が本を読み、大きく変化してその流れは絶対に留まらないことを感じることが大切になってくる(勉強に加えてプラスαが必要になるので大変のように思えるかもしれないが、使える時間を勉強に全振りしていた子は勉強時間を減らせばいいだけだし、今まで1日30分~1時間くらいしていた子は負担は変わらず、意識を変えるだけでいいので思ったほど大変ではない。大変なのは変化に対応できる力というものが具体的に何なのかがはっきりとしていないこと)。

 

大人が本を読んで、自分の中の常識を崩し子供の時に何を学んでおいた方がいいかを自分なりに考え、それを子供に伝える。

こういうことが必要。

塾含めそれ以外のビジネスに2度失敗した自分が何を言っているのかと自分でも思ってしまうが、未来ある子供たちが将来少しでも苦労しなくなるように、世界の変化に大人がある程度敏感になることがかなり重要。