定期テストで平均点を超えていない子は
結果を出すためにやらなければいけない当たり前のことができていないことが意外と多いです。
当たり前のことをすればいいのに
その「当たり前」ができていないんですね。
そのような子は、まずはテスト1~2週間前に学校で配布される
試験範囲表を丁寧に確認することから始めてみてください。
目次
範囲表・アドバイスを活かす
定期テストは授業で習った内容の確認をするものです。
何が出題されるかあらかじめ分かっているので対策が取りやすいテストとも言えます。
しかも、試験の範囲表・アドバイスのプリントが配られるので
何をすればいいか分からない
ということも起こりにくいはずです。
たとえば
- 漢字は学校で渡したプリントから出題します
- 授業で使用したプリント
- 文法プリント○~○
- ワークP○~○までを全部覚えておくこと
といった具体的指定があるときは
当然それらを完璧にすれば解ける問題が増えるわけです。
当たり前なこと言ってるだけじゃん
と思ったと思いますが
結果が出ていない子はこの当たり前なことができていないことが多いんです。
テスト範囲表は見てはいるけど
テスト前に提出しなければならない課題だけを見て
指定されたワークの答えを埋めて終わり。
そんなことでは結果が出ないのは当たり前です。
具体的指示を出してあげる
勉強をしようという気持ちが弱いことが
範囲表を見て対策をする
という
当たり前のことができないことにつながっています。
この場合
「勉強をしなさい」と言うだけでは
ゲームを取り上げようが
スマホを取り上げようが
マンガを取り上げようが
部屋にあるのが教科書と参考書だけになろうが
親に怒られないために部屋にこもって勉強をするふりだけをし
何もせずにボーっと時間を無駄にする可能性が高いです。
なので、「何時間勉強しなさい」という漠然とした指示ではなく
「P○から○まですべて覚えなさい。問題をコピーしているから覚えているかどうか後で確認します。9割以上覚えたら。勉強は終わっていい」
というように範囲表を見て親が具体的指示を出すことを勧めます。
「勉強しなさい」といってダラダラ3時間勉強をしたふりをして何も覚えていないなんてことが起こりますが
「これを覚えたら自由にしていい」と言えば、さっさと遊びたいから勉強をする可能性が高まります。