高校生の体験授業について書いています。

無料体験

現在の実力を確認させてもらうために1対1で体験授業を受けてもらいます(約2時間)。

通常授業時間とは別に実施するので体験前に日程調整をさせてもらいます。

 

体験授業では、多くの子が苦手にしている関係詞の解説を行います。

本当は「品詞・文型」の説明から始めたいのですが

普段品詞・文型を意識していないのにいきなりそれらの解説を受けても

何にを言っているのか分からないまま時間だけが過ぎることになりかねません。

当然、分かりやすく噛み砕いて文の構造の解説授業をすることもできますが

大半の高校生は品詞・文型の重要性を理解できていないので

「だから何?それやって意味あるの?」

と思われてしまう可能性がないとも限りません。

 

関係詞の解説であれば

関係詞の理解だけでなく

文の構造把握が大切であることがある程度分かってもらえますし

仮に体験だけで終わったとしても

体験を受けてくれた子にとってもその時間が無駄にならないと思い

体験授業では関係詞の解説をするようにしました。

 

なお

中学生は塾が自分に合うか合わないかは重要になるので

少なくとも3か所くらいは体験をしておいた方がいいと思いますが

高校生は早く決めたほうがいいです。

最近は塾選びに時間をかける高校生が多いということを聞きますが、

それは何か言い訳をして本気で受験勉強を始める時間をずらしているだけだと思います。

大学受験は公立高校受験と異なり

合格できるかできないかは自分の意志で勉強をするかしないかです。

人からはっぱをかけられなければ勉強ができない子はその時点で合格の可能性は低いんです。

受験すると決めたらさっさと勉強を始めるべきです。

うちの塾より西南・福大の合格の可能性を高められる授業をしているところは滅多なことではないはずです。

体験を受けて、「通いたいとは思えない」と思わない限り、すぐに入塾して勉強を始めてください。

集団授業での体験

1対1の体験後、通常の授業で体験をしてもらいます。

 

時間がない場合1対1の体験を受けずにいきなり通常授業で体験を受けてもらっても構わないのですが

できるだけ1対1で体験を受けた後に通常授業で体験をしてください。

1対1で入塾をしないと決めたら集団で体験を受ける必要はありません。

入塾時期

レイズに入塾を考えている高校生は

中学レベルの英語も分からない場合はできるだけ早く「高校1・2年クラス

中学レベルの英語はできるが高校進学後英語に自信がなくなった場合は

高校2年の2月から始まる「高校2年基礎英文法・単語講座」を受講してください。

遅くとも4月までには入塾してもらえると助かります。

 

というのも

後期(8月ころ)以降の授業は基本事項の解説がすべて終わっており

演習中心の授業になるので

品詞・文型を意識して勉強をしたことがない子がいきなり授業を受けると

「やっていることの意味が分からない」

「こんなことして意味があるの?」

と感じてしまうかもしれないからです。

 

分かりやすく意味があるような感じがする授業をして

分かったような気にさせることもできなくはないですが

授業で分かったような気になっても

入試の問題で解けるようになるわけではありません。

 

レイズの後期の授業は

入試の出題形式に合わせ同じことを繰り返しやっていくので

かなり地味に地味に感じるかもしれませんが

西南・福大レベルの英語の問題を解くために最良なことをしていることは間違いありません。

西南・福大にここまで合わせている集団指導の塾・予備校は他にはほぼないはずなので

4月から塾で学んでいれば「意味がないんじゃない?」とは思わないはずなので

レイズに関心のある受験生はできる限り4月に入塾してもらいたいです。

現在の語彙力

体験を受ける受けないにかかわらず

現在の自分の語彙力がどの程度かを把握しておきましょう。

 

以下、すべてターゲット1200に掲載されている単語です(以下「1200」「1400」「1900」はターゲットの数字を指しています)。

私の個人的感覚になりますが

①⇒②⇒③になるにつれ、単語が難しくなるように表にしました。

 

① 中学レベルの単語

名詞動詞形容詞副詞・接続詞・前置詞
healthborrowafraideven
landclimbcarefulstill
medicinedieenoughwithout
mistakelaughexpensivethrough
weatherthrowforeignduring

 

② 高校超基礎レベルの単語

名詞動詞形容詞副詞
educationconsumeabsent
generationpunishwide
neighborretirepleasant
illsolvephysical
insectsufferstrange
patienttranslatethin

 

③ 高校基礎レベルの単語

名詞動詞形容詞副詞・接続詞
aimdelayanxiousanyway
conclusiondivideavailableimmediately
indicatementioncomfortablequite
relationrequirecurrenttherefore
surfacerevealobviousthough

文脈なしに単語だけを与えられると、日本語訳を考えるときに一瞬戸惑うかもしれませんが、

それを考慮したとしても上記表①・②に書いてある単語の日本語訳が瞬時に出ないのなら

英単語の暗記が全くできていないと思ったほうがいいです。

 

  1. ①の単語の半分以上が分からなければ1200レベルの単語帳を勧めます。
  2. ②の単語の半分以上が分からなければ1200か1400レベルいずれかの単語帳を勧めます(高校1年~2年夏休みまでなら1200を勧めます)
  3. ①・②なら9割以上日本語訳はできるという場合は1400レベルの単語帳を勧めます。

西南・福大の英語で合格点を取れるなら①・②はすべて、③は9割くらい単語の日本語訳が瞬時に出てこなければなりません。

ただでさえ1900レベルの単語帳は不要なのに、ましてや③レベルの単語が瞬時に分からないようでは1900レベルの単語帳は絶対に使うべきではありません。

 

この表①~③に書かれてある単語の日本語訳が瞬時に出てこないのであればまだまだ語彙力が合格レベルになっていないと判断してください。

塾講師が言う「単語が分かる」

というのは

「見た瞬間意味が分かるレベルで分かる」

であり

「あれ?この単語の意味なんだったけ?確か…これだったかな?」

という程度では

「分かる」

とは言いません。

 

11月ころに「単語本当に覚えている?」と尋ねて「覚えている」と返答してくる受験生の大半が塾講師からすると到底覚えているとは言えないのが現実です。

「1400は覚えたから次は1900かな?」

などとは考えず

西南・福大が第一志望なら1400を完璧に「覚え」ましょう。

西南・福大に合格できる英語の参考書