普段勉強をせず
テスト直前期に必死になって勉強をしている
しかし平均点を取ることも難しいという子もいるはずです。
ここではそういう子に向けて書いています。
目次
結果が出せる子
定期テスト直前だけ勉強して400点以上取れる子がいる一方で、同じように直前に勉強しても平均点に届かない子もいます。
この差は一体何なのでしょうか?
結果を出せる子の特徴
- 普段から授業に集中し、授業中に暗記・理解をしている
- 習ったことをすぐに理解し、記憶する能力が高いため、短時間学習でも知識を定着させやすい
- 高い集中力を維持できているので効率的に学習を進められる
- テスト範囲の重要事項や出題傾向を把握し、優先順位をつけて効率的に学習している
- 授業で一通り理解が終わっているのでテスト直前の短時間学習でも知識を整理・定着させやすい
結果を出せない子の特徴
- 授業を聞いていないので、授業時間を無駄にしている
- 習ったことを理解し・記憶することが苦手
- 集中力がないので勉強をしてもほとんど効果がない
- 普段なにも聞いていないので、テスト範囲が出されたとしても何から手を付ければいいか分からないので時間だけが過ぎる
- ワークの問題が解けない
- 教科書を読んでも内容が理解できない
普段からやるしかない
もしあなたが結果を出せない子に当てはまるなら、解決策はただ一つです。
普段から次のことを意識して勉強をしてください。
- 日々の授業を大切にし、理解を深める
- 分からないことはそのままにせず、先生や友達に質問する
- 計画的に学習を進め、テスト直前に焦らないようにする
テストで良い点を取るためには、日々の積み重ねが不可欠で楽に成績を上げる魔法はありません。
「勉強をしているのに点数が取れない」と言っている子の7~8割くらいが「勉強をしている」と言っているのに実際はほとんど何もしていないのですが
なぜ勉強をしていないのに自分では「している」と思ってしまうのでしょうか?
学校の授業についていけず、教科書やワークも理解できない状況では、テスト直前に長時間勉強しても、思うような結果を得ることは極めて困難です。
なぜなら、授業内容が理解できていない状態で、教科書やワークに取り組んでも、表面的な学習にとどまり、深い理解に繋がらないからです。
その結果、学習効率が著しく低下し、時間をかけても内容が定着しません。
例えば、他の生徒が10分で理解できる内容を、理解不足の状態で2時間かけて学習しても、単純計算で12倍の時間を要することになります。
つまり、他の生徒が10時間勉強すれば達成できる成果を、あなたは120時間勉強しなければ達成できないということです。
これが現実的でないことは誰にでも分かると思います。
しかし、実際にほとんど何もできない状態でテスト直前1週間だけ1日3時間×7日=21時間くらいの勉強をしたとしても、その時間は勉強がしっかりとできている子の2時間にも満たないなんてことが起こるわけです。
したがって、テストで結果を出すためには、日頃から授業に積極的に参加し、理解を深めることが不可欠です。
授業でわからないことがあれば、積極的に質問し、疑問点を解消しましょう。
また、授業内容を復習し、教科書やワークで理解を深める習慣を身につけましょう。
もし、授業についていくことが難しい場合は、基礎的な内容に立ち返り、理解できていない部分を一つずつ克服していくことが重要です。
インターネット上の学習動画や解説サイトを活用したり、先生や友達に質問したりすることも有効です。
重要なのは、焦らずに、日々の学習習慣を確立することです。
毎日30分~1時間でも良いので、集中して学習する時間を作り、学習内容を定着させましょう。
現状を打破するためには、地道な努力と継続的な学習が不可欠です。諦めずに努力を続ければ、必ず成果は現れます。
普段の勉強