公立高校入試の倍率が出ましたが
予想していたものの、5学区でまともに受験が行われる高校の方が少なくなっていました…1倍を下回るとおそらく偏差値40台前半でも合格できますし、1倍を下回らなかったとしても、1.1倍台になると受験者層によってはやはり40台前半でも合格できてしまいます。
福岡県では結構前から私立高校の授業料は無料だったのですが(施設充実費が結構高かったので実際は私立の方が高かった)
それが全国に広がりニュースで話題になることで、無料になるなら私立の方がいいと考える人が増えてきたのか、公立高校全体の倍率が1.04倍になっていました。
しかも、これを契機に、施設充実費を無料にしてくる私立もでてきて、今後そのような私立高校がさらに増えてくると(授業料・充実費を無料にするのは当然、学力によってはその他の費用すべてを免除しお小遣いを支給する私立がもっと増えてくるかもしれません)
そうなると、公立よりも確実に施設が充実している私立に人気が集中し、下手をすれば福岡中央高校ですら筑紫高校のように1倍を下回る可能性もなくはないかもしれません。
当然、校舎が古い公立高校になると、「近いから」という理由でその高校の近所に住んでいる子が受験することはあっても、わざわざ遠方から通ってくる子はほとんどいなくなることが予想されるので、今後はさらに公立高校にとって不利な状況になっていくことが予想されます。
来年の受験状況を見るまでは何とも言えませんが、来年の公立高校の全体倍率が1倍を下回れば、「公立高校に入れば私立よりも安い」というメリットを考え勉強に向かっていた子が勉強をしなくなることが容易に想像できるので、公立高校入試までが形骸化すれば勉強をしない子がさらに増えていくことは確実です。
私立の授業料無償化が大きく取り上げられることでこうなることは予想していましたが、10代前半という自分の能力を高めるのに大切な時期に勉強をしないでいい状況を作ってしまうのが子供たちを不幸にするだけだと自分は思います。
受験は勉強をする目的の一つではあるけど、一番の目的は自分の能力を高めることにあるはずなのに(勉強をして自分で物事を考えられる訓練だけでなく、勉強をすることでいろいろなことを知り、自分の視野を広めることが超大切)。
