参考書は一冊を仕上げるべきで

色々な参考書に手を出してはダメ

 

確かにこれは間違いではないのですが

この意味を勘違いして捉えている子が少なからずいると思うので

「一冊を仕上げる」

というのがどういうことかを書いておきます。

良くある勘違い?

「1冊を完璧に仕上げる」

という言葉から

「2冊以上使ってはダメ」

という勘違いをしている子が少なからずいると思います。

 

確かに

参考書を(ある程度)完璧に仕上げることは大切ですが

英文読解の参考書を読み終わったらそれ以外の参考書を使わず

同じ読解の参考書を3度4度5度6度と何度も読み続ける

なんてことは・・・

してはダメという分けではないですが

少なくとも私はしません。

 

福岡中央・筑紫中央くらいまでの公立高校入試なら

「各科目1冊の参考書」+「過去問」

で十分かもしれませんが

大学入試を考えた時はやるべきことが多く

社会を除けば

1冊を完璧にしただけで大学に合格できる実力にはなりません。

 

1冊を完璧にしろ

というのは

複数の参考書を使ってはダメ

というわけではなく

適当に読んだだけで何も身についていないのに

あれこれと複数の参考書に手を出すのがダメ

というだけなんです。

 

たとえば

チャート式の黄や青を中途半端にやって

これ何書いているのかよくわからない

たぶん自分には合わない参考書だから

「フォーカスゴールド」にしよう

と参考書を途中で変え

さらに合わないと思ったら

じゃあ「レジェンド」

というように

一つの参考書にしっかりと取り込むことなしにあれこれと変える

これがやってはダメなことなんです。

 

 

1冊だけを完璧に

という言葉を何も考えずに信じ

1冊だけをやり続けるのは大学受験を考えたときは

間違った考えだということは知っておきましょう(1冊をやり続ける忍耐力そのものはすごいです。それができる人ならちゃんとやるべきことをやれば伸びるはず)。

    参考書は何周すべきか

    実力あった参考書

    中学時代あまり勉強をしていなかったせいで

    英検3級に合格できる実力が全くない高校1年がいたとします。

    その子が心機一転

    英検2級に合格したい

    と思ったとします。

    その子から何を勉強すればいいですか?

    と問われたときに

    英検2級に合格したいなら2級の参考書を使いなさい

    と言うでしょうか?

    3級に合格できる実力がないのなら

    まずは3級に合格できるくらいの実力になったほうがいいよ!

    3級の参考書から始めたら?

    というアドバイスをするはずです。

     

    3級に合格できる実力もないのに2級の参考書をやったところで

    基本ができていないから参考書を読んで理解することができないのは当然ですし

    2級用の参考書はそれ以前に押さえておかなければならない基本部分は分かっている前提で書かれてあるので

    実力がない人にとっては大切な知識を身に付けないまま難しいことだけを頭に入れようとするのだから

    そんなやりかたではできるものもできるようにはなりません。

    英検3級レベルにない人が英検2級を目指すなら

    3級

    準2級

    のテキストを終わらせてから

    2級に進むべきで

    自分の実力に合わせた参考書を一つずつ終わらせていくべきです。

     

    ターゲット1400レベルの単語が完璧になっていないのに1900をやって

    全く英文が読めるようにならないのも同じ原理です。

     

    数学でも同じです。

    中学レベルの計算問題すらできない

    何もわかっていない状態で

    基礎を無視していきなり黄チャートを始めてしまえば

    下手をすれば1ページも進められずに数学の勉強を止めてしまうことになります。

     

    基礎ができたら

    その次の段階の参考書

    というように

    自分の実力に応じた参考書を使う

    ということもあるんだということは知っておきましょう。

    どの参考書を使えばいいですか?

    上で書いた内容から分かると思いますが

    どの参考書を使うべきかは

    現時点の能力による

    としか言えないんです。

    自分の実力がどれくらいなのかを把握していない人に

    無料質問箱などを利用して

    何を使えばいいですか?

    と尋ねたところで誰かが的確な指示を与えてくれる可能性はものすごく低いです。

    なので

    自分が使うべき参考書が何かを知りたければ

    自分の実力を把握してくれている

    学校の先生か塾の先生に尋ねるのが一番です。

     

    質問に答えてくれる人が近くにいないのであれば

    大学受験であれば

    入試の超基礎と言われている参考書からスタートするのが一番だと思うので

    本屋に行って中身を見てから判断するようにしてください。

    簡単に理解できる参考書

    「この参考書なら誰でも簡単に理解できる」

    という参考書もあります。

    しかし、高校レベルの内容になると

    その参考書ですら

    難しくて何を書いているのか理解できない

    ということもあります。

     

    中学のとき偏差値55前後はあったという場合なら

    必至で読み込むことで

    最終的には理解できるようになる可能性は高いですが

    中学の時に勉強をしていたのに偏差値50以上取ることもできなかった

    という場合

    どれだけ

    簡単

    といわる高校参考書を使ったとしても

    どうにもならない可能性が高いです。

    勉強が極端に苦手