レイズでは
中途入塾してくれた子には必要に応じて
通常授業とは別に個別で基礎内容の復習をしています。
以下
基礎内容の復習をどのようにしているかを簡単に書いておきます。
目次
何ができていないかを知ることが大切
数学に限ることではないのですが
「できていない」ことが「できる」ようになれば
解ける問題が増えるので
点数は上がりますし
成績も伸びます。
勉強をしているのに思うように成績が伸びないと主張する子の中には
今現在の実力ではその問題を解くのは難しいという問題を解いてしまい
やっているのにできない
だけの子もいます。
ようは
勉強のやり方が分かっていない
わけです。
レイズに中途入塾してくれる子で通常授業についていくのも厳しい子には
個別指導で
出来なくなっているところまでさかのぼって教えているので
塾をうまく利用して勉強ができるようになっていきましょう。
計算問題
中学2・3年生で
「連立方程式」「二次方程式」「1次関数」「2次関数」の計算問題が解けない
という場合
それ以前に習っている計算の「解き方」を習得していない可能性が高いので
出来なくなっているところまでさかのぼって復習する必要があります。
通常授業でこのような復習をすることはできないので
個別に授業をし
- 方程式を解くときの移項の仕方
- 文字式の四則計算
- 分数の計算
どこでつまづいているのかを確認し
つまづいているところから復習を始めます。
このとき一度にすべてを教えてしまうと、
頭が混乱して結局何を覚えていいのか分からなくなるかもしれません。
そのようなことをしていたら今までと同じことの繰り返しになってしまうので
焦らずゆっくりと、一つずつ必要な知識を覚えていきましょう。
とはいっても
計算問題を解くときのルールはそこまで多くないので
授業は1回10分~30分くらいで終わります。
解説授業を受けた後は宿題を出すので指定した日にちまで習った内容を確実に自分のものにしてきてください。
こうすれば
計算問題が苦手なだけなら1カ月もすれば
連立方程式・1次関数の計算はできるようになるはずです。
文章題
計算問題はできるが文章題になると解けないという場合
文章を「理解しようとしていない」だけということが意外とあります。
「文章を理解しようとしない」ってどういうこと?
と思うかもしれませんが
小中学生は勉強を嫌々ながらする子が多く
そういう子は
文章をただよんでいるだけで
その文章が何を意味しているのか全く考えていないことが意外とあるんです。
文章を理解しようとして読んでいないだけなら
- それが何を意味しているのか
- どういう式になるのか
ということを一緒に考えることで少しずつ
「文章を読む」ということ
「自分で考える」ということ
がどういうことなのかが分かってきます。
計算問題のように
解き方を覚えてしまえばあとは計算するだけ
とはいかないので
どれくらいやれば文章題が解けるようになるかは分かりませんが
似たような問題を
何題か解いていけば類似問題を解く力はついてくるはずです。
それまで教科書の文章題を解くことも難しかった状況から
教科書レベルならできる
という気持ちを持てるようになれば
自然とできることが増えていきます。
図形問題
面積・体積を求める問題や定理・公式を利用する計算問題は慣れてしまえば解けるようになることが多いです。
図形に苦手意識を持っている子は
学校や塾の集団授業だと
どうやれば問題を解けるか頑張って考えている最中に
どんどん先に行ってしまうので
何もわからなくなってしまっているだけで
自分のペースで教えてもらい一度理解してしまえば
そのあとはスムーズに問題が解けるようになることが多いです。
合同・相似の図形の証明になると何を書けばいいか全く分からないという子もいます。
この場合、集団で教えることは難しいので
なぜそのような手順をとって証明していくのか
私が実際に問題を解きながら一緒に考えていきます。
一緒に考えながら
自分の力で実際に証明の手順を辿る訓練もしていくので
「あっ、証明ってこういうことなんだ」
と少しずつ理解できるようになってきます。