宿題は「量」をこなすことよりも出された課題を確実に理解し自分の力で解けるようになることを目標にしてください。
目次
皆が同じことをする必要はない
一般的に学校や塾は皆に同じ宿題を出していると思います。
これが常識になってしまっているので「宿題は皆同じことをするのが当たり前」と思い込んでしまっている人が多いかもしれません。
しかし、落ち着いて考えると
- 既に分かっていることをやっても勉強効果は薄いのでは?
- 人によって得意不得意があるのになぜ全員が一律に同じことをする必要があるのか?
と疑問に思うのではないでしょうか?
少なくとも私は「皆が同じことをする必要はない」と思っているので、一般的なものとは異なる宿題の出し方をしています。
たとえば、理科・社会は「理科・社会の宿題のやり方」にも書いていますが、「分かっているならやる必要はない」と言っています。
このような指示を出しているので、生徒によってやるべき量が変動するので、
勉強をする習慣が身についていない子は1時間くらい、すでに覚えてしまっている子は10数分程度で宿題が終わらせられるようになるはずです。
これにより、自分の意志で勉強をする習慣がついている子が宿題の量や難易度が適切でなく負担に感じ、かえって学習嫌いを引き起こす可能性を減らせます。
また
「次の授業で丸付けをするからこのページの問題を全部解いてきなさい」
「ノート1ページに漢字・英単語・理科社会の用語を隙間なく書きなさい」
といった出し方をすることで
「分からないことを学ぶために宿題をやる」のではなく宿題を終わらせることが目的化してしまい
「答えを写すだけ」「何も考えずにノートを埋めるだけ」になり時間を無駄に消費することも減らせます。
「できない」を「できる」ようにする
レイズでは
- 国語:漢字の暗記と文章要約
- 英語:英単語・文法・例文暗記
- 数学:計算問題
- 社会:用語暗記・演習
- 理科:用語暗記・演習
このような宿題を出します。
ただし、上で書いた通り皆が同じことをやる必要はないので、宿題にどれくらい時間をかけるかは生徒ごとに異なります。
中には、5~10分程度で宿題を終えてしまう子もいるはずです。
その際、「宿題が少なすぎるのでは?」と心配される親御さんがいるかもしれません。
しかし、宿題が早く終わるということは既に十分な学習内容を理解し定着させている証拠であり、むしろ喜ばしいことと言えます。
「できない」ことを「できる」ようにすれば結果を出せるのですから、既にできていることに時間を使う必要はありません。
1日の勉強時間
宿題は多ければいいわけでもない
レイズでは30分~1時間で終わる程度の宿題を出しています。
具体的な数字で示すと
- 理科or社会 :4~8ページ
- 英単語or漢字:10~40個
- 計算問題 :プリント1~2枚(20~40題)
この程度の量になります。
この数字を見ると「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが
宿題で「できない」ところを「できる」ようにしておけば、テスト直前期に対策をするだけで「定期テストで400点前後」「フクトでも偏差値60前後」くらいにはなります。
各中学校の定期テストの結果表を見る限り、そのくらいの成績を取れていない子の方が多いですが、結果を出せないのは宿題量の多寡ではなく、この程度の量すら「できる」ようにしていないからなんです。
宿題は量ではなく質を重視し、まずは与えられた課題に丁寧に取り組むことを心がけましょう。
宿題を一人でできない子に効果的な方法
今まで勉強をさぼってきた子の多くは勉強のやり方が分からないはずです。
その状況で「宿題をしてきなさい」といったとしても、何をどうすればいいかわからず時間だけが過ぎてしまうことになります。
宿題として課題が与えられているのだから、本来は「何をどうすればいいかわからない」なんてことは起こらないはずなのですが
勉強習慣のない子はテキストを開いただけで「嫌」「やりたくない」と感じるので、「どうすればいいかわからない」と思い込むことで勉強から逃げようとします。
そこで、効果を発揮するのが最初の5~10分だけ一緒になって宿題をやってあげることです。
中学生くらいになると親と一緒に勉強をするのを嫌がる子が多くなると思うので、必要であれば塾の自習室を使って、塾長が一緒になって宿題をすることもできます。
一緒に宿題をすると「効果的な勉強のやり方を教えられる」という利点もあります。
3・4回くらい一緒にやってあげれば、「どうすればいいかわからない」ということはなくなり、自分の力だけで宿題ができるようになっていくはずです。
※ 塾で一緒に宿題をやる場合は通常授業以外の日に来てもらうことになります。