レイズの宿題に対する考えを書いています。

量が質を生む

前提として

勉強ができるようになるには

それなりの勉強量をこなす必要があります

1日の勉強時間がゼロ

テスト1週間くらい前から2・3時間勉強をする

そのくらいの勉強量で学年上位を目指すことはできません。

また

勉強をさぼってきた子が急に勉強を始めたとしても

定期テストであればいきなり結果が出ることはあっても

急に実力が伸びることはありません。

福岡中央・春日、もしくは筑紫丘といった公立高校に合格するには

付け焼き刃の勉強ではどうにもなりません。

今まで勉強習慣がなかった子がレイズに入るときは

勉強をするのが当たり前という意識を持つようにしてください。

 

分かっているならやらないでいい

と言うと

勉強習慣がついていない子は

やらないでいい

という部分だけを拾って「勉強をしなくてもいいんだ」という勘違いしがちなので

 

以下の内容は

やることをやったうえで「分かる」状態になっているのならやる必要はない

という意味だということを念頭に入れてください。

勉強なんかしなくても大丈夫!!

なんてことは一ミリも言っていないので

そこは勘違いしないようにしてください。

皆が同じことをする必要はない

学校が宿題を一律に出していていることから

みんなが同じことをしなければならない

と思い込まされている人が少なからずいると思います。

ただ、そういう人でも

分かり切ったことをなぜやらなくてはいけないのか?

人によって得意不得意があるのになぜ全員が一律に同じことをしなくてはいけないのか?

と疑問に思わなかったことはないはずです。

にもかかわらず

「できるならやらなくてもいい」

という言葉を聞くと

「やらなくてもいい」

という否定的な部分に引きずられ

「宿題をやらなくてもいいだなんてとんでもない」

という感じも心の底に残ってしまう分けですね。

本当に皆が同じことをしなければならないの?と疑問に思うけど、そうすることが当たり前だったので、やらないことに罪悪感が生まれ、やらなくてはダメなんじゃないか?

となってしまう。

 

宿題は分からないことだけをする

レイズでは

  • 国語は漢字の暗記と文章要約
  • 英語は英単語の暗記
  • 数学は計算問題
  • 社会は用語暗記(暗記した単元の演習)と資料分析問題
  • 理科は用語暗記(暗記した単元の演習)

といった宿題を出します。

このとき

漢字・英単語・社会理科の用語は

テストをすれば確実に満点を取れる自信があるのなら

サッと確認する程度で5分もせずに終わってもいいと

というのであれば

 

開塾してから数年間を除きレイズでは

出された宿題でも

「分かっているならやらなくていい」

というスタイルを通しています。

このようなことをしている塾は滅多にないと思いますが

明らかに分かっていることをやるのは時間がもったいないです。

 

 

終わらせる=問題を解くだけ、ノート1列に同じ英単語・漢字を書くだけ

という子が本当に多い

これはそれが勉強だと思わされてきたから(プリント渡されてやってこい、ノートに書いてこいという指示を与えられ、覚えていようがなかろうがただやれと言われたことを終わらせればいいと思わされてしまったから)

それが役立つのは小学校低学年くらいまで

宿題は問題を解こうがどれだけ書き写そうが、自分のものになっていなければ終わりではない

ということを当然のこととしなければならない。

宿題を必要以上にやっても意味がない

「分かっているならやらなくてもいい」

と言うと

たとえ自分では分かっていると思っていても実際に解いてみると間違えていることもあるので出された宿題は絶対にやるべき

できないのにやってこない子がいるから皆同じようにさせなくてはいけない

という批判をされてしまうかもしれませんが

宿題をやるべきかやらなくてもいいかくらいは自分で判断できないくらいでは自分で何をすべきかの判断はいつまでたっても身に付けられないだろうし

できないのにやってこないような子は仮に無理やりやらせてもただ答えを埋めるだけやらせるだけ時間がもったいないと思います。

以前は

「宿題がたくさんなければ勉強をしないからたくさん宿題を出してください。」

というお願いを受けることもあったのですが(そういうお願いを受けないようここに書かせてもらっています)

やらない子にたくさん宿題をだしてもまったく意味がないので

うちの塾では必要十分な宿題しか出しません。

仮に分かってないのにやってこない子がいるなら

時間がかかったとしても

「宿題をする理由」

「本気でやろうと思えば時間は意外と時間はかからないのでダラダラやるより手っ取り早い」

「自分の力でできるようになることに面白さを感させる」

こういったことを分かってもらうように接するようにしています。

勉強習慣のない子

2時間勉強をしなさいしなさい

というよりも

これを終わらせたら終わっていいよ

という宿題の出し方の方が

勉強習慣があまりついていない子はダラダラ勉強をするだけで時間を無駄にしてしまうことが多いですし

既にできてしまって。

指示なしで自分で何をするかを判断

「この科目のここからここまでをやってきなさい」

とか

「テキストに載っているこのページの単語を覚えなさい」

といった簡単な指示を出すことしか減速していません。

しかも

すでに覚えていたり確実にできると分かっている部分はやってこなくてもいい

というようにも言っています。

さらに

中学3年の夏休み以降は原則宿題を出さなくします。

 

こういう出し方をしているので

滅多にないのですが

細かい指示を出してもらわなければ何をしていいのか分からないじゃないか

とか

もっと大量に宿題を出してください

という批判を受けることもあります。

こういう批判をされることが分かっているのであらかじめHPにも書いているのですが

それでもやはりこういう批判を受けることがあります。

 

確かに勉強習慣がついていない子には

細かい指示を出し

これをやってくればいいよ

と言ったほうが塾側も勉強をしている本人も楽なのは確かです。

しかし、

塾に通っている理由は何か?

それぞれの塾がどういう目的をもって子供たちに勉強を教えているのかは違うのですが

少なくともうちの塾では学校の定期テストで点数が取れるようになることに重点を置いて普段の授業をしているわけではありません。

 

授業と私が普段伝えていることから

自分で考え何をすべきか

を子供たち自身で考えられるようになってもらいたいから

 

本当であれば宿題は一切出したくないのですが

さすがにそこまで行ってしまうと

勉強習慣がそこまで身についていない子どもたちには本当に何をしていいのか分からなくなってしまう

だから大まかな指示で宿題をだしている。