今日手紙が届きました。

手紙を手にした瞬間は何のことかわからず驚いてしまいましたが、読み終えたとき、ものすごく嬉しくなりました。

西南・福大の4学部9学科すべてに合格するなんて本当にすごいです。

うちの塾の生徒にも今年西南に合格した人がいます。

文学部・商学部に通うはずなので、あなたがいずれかの学部に通うとすれば、知り合いになれるかもしれないですね。

でも、どこの学部に合格したか分かりませんが、なんとなくあなたは人間科学部に進学するような気もします。

そうだとすれば、私が教えていた生徒に会う機会はないですね。

「何か世の中の役に立つことを見つけたい」って素敵です。

人が喜びを感じることができるのって、自分の利益になることだけをしているときではなく、自分が何か役立つことをしていると実感できるときだと私は思っています。

そして、自分が喜びを感じられ人に役立つことをするのって、結果、自分だけでなく関わった人にも喜びを与えられる可能性があるから、誰も不幸になることは(たぶん)無く、みんなにとってよいことなんですよね。。

お金を稼げるから、社会的地位があるから、安定しているからといった理由で興味のないことを職にしてしまうと「生きるために働く」のではなく「働くために生きる」ことになりかねません(もちろんそれを「よし」と考える人は多くいますし、たまたま就いた職が天職になることもあるので、それを否定することはできません)。

生活に困らない程度のお金を稼ぐことができなければ、「人の役に立つことをしたい」という考えを持つことすらできなくなるので、最低限のお金を稼ぐ必要はありますが、お金に縛られて生きる必要はないと思います。

私の場合、結果的に塾という職を選びましたが、始めた動機は不純なものでした。

塾のサイトを見ている生徒もいると思うので、こういうことをここで書くことは恥ずかしいのですが、行く末が見えている自分よりも未来ある子供たちのために自分ができることは何なのかを考えるようになりました。

それが独りよがりだとか、結局は自分の生活のためにやっているんだろうと思われることもあります。

思うような協力できなかったときは、生徒にあわせる顔がないし自分を否定してしまうこともあります。

あなたも、今まで生きてきた中で楽しかったことだけでなく、つらかったこともたくさん経験していると思います。

人間は生きていればいろいろなことが起こります。

もしかすると、楽しいことよりもつらいことの方が多いかもしれません。

しかし、どんなことが起こっても、一時は沈んだとしても、自分を信じて前を向き続けてください。

あなたからもらった手紙を何度も繰り返し読ませてもらいましたが、どういう気持ちで手紙を出してくれたのか伝わりました。

返事を返すことができないので、HPを見てくれていると信じここに書くことにしました。

合否結果の連絡が来ていない生徒もいるので、合否に関することを書くのは避けていたのですが、今回の手紙をもらって無視をすることはできませんでした。

見当違いな返答になっているかもしれませんがごめんなさい。

改めて手紙を書くというようなことはしなくて大丈夫ですからね。

大学生活を充実したものにしてください。