仮に私が偏差値40台の大学受験生(高校3年or浪人)として、予備校を利用せずに西南・福大を目指すとしたらどの参考書を利用するかを書いています。

共通テストを利用しない一般選抜で受験することを前提にしています。

英語

単語は「ターゲット1400」の単語を完璧にします。

ターゲット1400を完璧に覚えれば西南・福大の英語で単語が分からないことが原因で問題が解けないということはほぼ起こりえません。

これを完璧に覚えているのに「英語ができない」というのであれば、英語ができない原因は英単語以外のところにあると思ってください。

文法は

偏差値40台ということは、分厚い文法書を読んで理解をすることが苦痛に感じるはずなので、「習うより慣れろ」とにかく英文を書いて英語の基本構造を自然に身につけられる参考書が役立つと思います。

そこで利用するのが「英文法基礎10題ドリル」です。

このドリルは、中学英語さえ分かっていれば高校1年生でも利用できるくらい簡単です(ちょっと言い過ぎかもしれませんが、でも簡単です。これを難しいと感じたら「基礎」ではなく「入門」から入ってください)。

高校になってから英語が全く分からなくて困っている子でも、ドリルを解くだけで(各講例文5題はすべて暗記することを勧める)、英文がどのようなつながりになっているのか感覚的にとらえることができるようになるはずです。

 

読解は「英文読解入門基本はここだ!」

これを3・4回繰り返して、内容をしっかりと理解しましょう。

 

 

以上を完璧に仕上げてから次の参考書に移ります。

「英文法基礎10題ドリル」を仕上げたあとは高校で使っているヴィンテージ(西南・福大ならエンゲージでも必要十分かも)などの文法書を繰り返し解き、完璧に仕上げる。

文法の基本が分かっていないときにこれに取り組んでもなかなか頭に入ってこないはずです。

この手の参考書は最低限の文法知識を身につけてから取り組むようにしてください。

 英文法・語法の問題集の解説で分からないところがあればEvergreenやForestなどの文法書を辞書代わりに使う(Evergreenを1ページから最後まで読む必要はない)。

 

「基本はここだ!」を仕上げた後

「英語長文ハイパートレーニング」の1と2の2冊(個人的にこれが好きなだけなので、同レベルの物であれば他のものでもOK)

を同時並行で仕上げていきます。

以上を完璧にしても、時間がまだ余るなら、「英語長文レベル別問題集」や「全レベル問題集」や「やっておきたい英語長文」で中堅私大レベルまでのものをやってもいいと思います。

ただ、私ならすぐに過去問に取り掛かると思います。

独学なので少し難しいかもしれませんが、

すべての問題、「なぜこれが正解になるのか」を人に説明できるくらいまでやりこなしましょう(ただし、中には解けなくてもいい訳の分からない問題もあるので、5~10分考えてもなぜそうなるのかよくわからないときは飛ばして構わない)。

また、過去問で出てきた英単語で1400には載っていないけれど覚えておいた方がいいと思えるものは暗記します。

これで余裕で合格に必要十分な点数が取れるようになるはずです。

過去問は

夏休みor夏休み明けに一度は解いてください(上で挙げた参考書を全く仕上げていないのに過去問をやっても意味がほとんどないのでそれまでに最低限の勉強はすること)。

それでそこそこ行けるようなら、それ以降は過去問を中心に勉強をしてもいいと思います(浪人生ならここで最低でも5割を確実に取れるようになっておくべき)。

必死にやっても、できるようになっているかどうか実感がわかない時期が長く続くこともあります。知識量が増えていくと、いつか「あれ、何か読めるようになった」という時期がいきなりくるはずなので、3か月~半年くらい成績が伸びなくてもあきらめずに頑張ってください(「英語が苦手だと思っていたのにいつの間にかに得意になっている人は少なからずこのような経験をしているはずです)。

現代文

読解は

「船口のゼロから読み解く最強の現代文」

を初めに読みます。

その後「全レベル問題集現代文」

の1・2(必要であれば3まで)を

漢字は学校で利用していたものを使いますが、

それがないのであれば

「語彙力をつける入試漢字2600」がいいかもしれません。

漢字のひとつひとつの意味も覚えられるので、効率的に語彙力・漢字力を身につけられます。

ただ、漢字の意味が分からなくても書けさえすればよいと思っている子には、取っ付きにくいかもしれません。

また、人によっては見開き1ページを覚えるのに20分くらいかかるかもしれないので、他の科目の勉強との兼ね合いから高校3年生になって初めて漢字の勉強を始める人には勧められないかもしれません。

 

そんな場合は、私が一番見やすいと思っている「生きる漢字・語彙力」もおすすめしておきます。

第三版で収録語数が増えたみたいです。

漢字帳は1冊で十分です。

「あの漢字帳に載っているのに、これにはない。だから、漢字を完璧にするには何冊もやらなくてはいけない。」と、勘違いする人はいないと思いますが、漢字で完璧を目指しては時間がいくらあっても足りません。

どれでもいいから1冊をしっかりと仕上げれば、必要十分です。

 

現代文用語も高校で使っていたもので構わないですが、

ないのなら「読解評論文キーワード」を勧めます。

覚えたキーワードを実際の入試の文で確認できるので、用語の定着がしやすくなるはずです。

 

読解に関しては読みやすい本を挙げていますが、西南・福大対策に限定すれば市販の参考書でこれといって勧められるものがないというのが私の本音です。

うちの塾に入塾をする子に購入してもらう参考書をステップUP(「西南学院大学・福岡大学に合格するために必要な勉強時間の目安」)に書いたので参考にしてください。

古文

偏差値40台だと古文は手が付けられない状況だと思います。

そこで、望月先生の超基礎読解と古典文法をまずは仕上げましょう。

「望月光の古文教室 古典文法編」

「望月光の古文教室 古文読解編」

どちらも超初心者にお勧め。

知識ゼロの状態から入試に必要な最低限度の文法と、読解ができるようになるために何が必要なのか、分かるようになっています。

両方を2・3回読めば、古典の苦手意識は払しょくできるはずです。

 

 

その後、「元井太郎の 古文読解が面白いほどできる本」

でしっかりと読解対策。

古文が苦手でそこまで必死になれそうにない現役生は「富井の古文読解をはじめからていねいに」

の方がいいかもしれません。

単語帳は学校で使っていたもので良いです。

学校のものがなければ「読んで見て覚える古文単語315」

または「古文単語速読マスター500」

過去問は

1学期から月に1回程度で構わないので解き始めてもいいと思います(現代文も)

夏休み以降は、他の科目の出来具合を見ながら月1ペースを維持するか、月2・3回やるなど、自分で計画を立ててください。

選択科目

選択科目は

  • 山川の教科書
  • センター試験用の参考書(手に取って読みやすいと感じたもの)

を基本書に

世界史・日本史であれば

「時代と流れで覚える」

を併用します。

これらを4・5回繰り返し、後は過去問。

過去問を解いた後に苦手な時代があればそこを重点的に復習。

少なくとも夏休み前の進研模試で偏差値60以下を取るなんてことがないように必死に勉強をします。

現役生なら模試の出題範囲をペースメーカーに。

浪人生なら英語・国語の実力を考え、そちらを優先すべき場合、現役同様模試をペースメーカーに、英語・国語がそこそこできるなら夏休み前に2周はします。

 

国語・英語で偏差値40台からいきなり偏差値60以上にするのは無理です。

しかし、日本史・世界史は別です。

普通に努力が出来れば進研模試で偏差値60にすら達することが出来ないのなら、あまりにも勉強不足です。

国語・英語との兼ね合いもあるので選択科目の勉強時間はそこまで取れないかもしれませんが、それでも偏差値60以下は本気の受験生が取る結果ではありません。

ただし、英語が英検準2級の筆記試験に合格できるレベルにも達していないような状況であれば、選択科目は5月から始めるというのはありです(4月は英語の勉強に徹する)。

舐めていたら危険

現役生もそうなのですが、浪人生はさらに受験を舐めないようにしてください。

現役生と異なり、1年間まるまる受験勉強のために時間が使えるので、「まだ大丈夫だろう」という慢心が生じるからです。

1・2学期にA判定が取れても、安心するのも危険です。

過去問で安定して8割5分以上取れるようならまだしも、7割くらいで気を緩めたらアウトです。

夏休みまでにやるべきこと

夏休みにやるべきこと

2学期中にやるべきこと

直前期にやるべきこと

いつまでに〇〇を仕上げる、というように自分でしっかりと計画を立ててください。

 

最後に、3月からしっかりと計画を立てて本気で受験勉強に取り組めば、偏差値40台からでも福大はもちろん西南にも合格できる可能性は十分あります。

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