西南・福大の国語で合格点を取るために

この参考書だけをやれば十分

というものを紹介しています。

合格点

合格点は60点

合格をするには国語で60点以上を取れるようになっておく必要があります。

その理由は以下の通りです。

 

福大に合格するには

福岡大学の受験者平均点

にも書いていますが

文系で学科であれば180点を取れれば合格の可能性が高くなります。

西南は

西南学院大学の受験者・合格者平均

に書いた通り

合格最低点が200点を超すときもありますが

190点を取れれば十分合格の可能性が出てきます。

 

つまり

1教科60点以上取れれば西南・福大どちらにも合格できる可能性が出てくるわけです。

 

選択科目は西南・福大ともに本気で合格しようとしている受験生であれば7割~8割は取れるようになるのが普通なので

仮に英語が5割しか取れなかったとしても

国語で6割を取れれば合格の可能性がでてきます。

多くの受験生は国語で6割くらいしか取れないと

合格できないと思ってしまうかもしれませんが

6割は十分合格できる点数なので過去問を解いているときに6割くらい取れていれば

進研模試で偏差値が50以下であったとしても落ち込む必要はありません。

 

ただ、選択科目が7割以上は取れる、英語が5割取れるという前提で話をしているので

選択科目で5割しか取れない、英語で4割しか取れない

という場合は国語で6割しか取れなければ合格はできないですし

選択科目・英語ともに7割取れれば(この2科目は対策しやすいのでやるべきことをやれば、勉強が極端に苦手でない限り7割以上を確実に取れるようになります)

国語で4割しか取れなくても合格の可能性が出てきます。

合否は受験科目の合計点で決まるので、自分の得意不得意を考えたうえでどの科目で何点くらいを取るかは事前に考えておく必要があるのは当然です。

現代文の参考書

西南・福大の問題形式に合わせて作られた参考書は市販されていないので

どれを手にしても

これをやっても意味があるんだろうか?

と思うものばかりだと思います。

なので

現代文というのはどういう科目で

どのように解答を導き出すのか

が丁寧に書かれてあり

且つ

共通テスト・模試の問題を解くことを前提にしていない

参考書

を選ぶべきです。

 

そこでお勧めできるのが

小池陽慈の

小池陽慈の現代文読解が面白いほどできる基礎ドリル

です。

西南・福大現代文の解き方・読み方を身に着けるたいならこれ1冊で十分です(3回は読む)。

 

これだけでは少し不安

小池のは簡単すぎる

レイアウトが合わない

という場合は

入試現代文へのアクセス 基本編

を使ってもいいですが

個人的には西南・福大受験なら小池陽慈の参考書を勧めます。

 

なお

漢字の暗記は学校で配布されたものを使えばいいと思います。

もし、別の物を使いたいというのであれば

土井諭の

高校の漢字・語彙が1冊でしっかり身につく本

がお勧めです。

なお、語彙(キーワード)は可能な限り覚えるべきなのですが

仮に知らなかったとしても西南・福大の現代文を解くのにはそこまで影響はないので

受験生で時間が足りないという場合は覚えなくてもいいです。

 

高校3年のときは英語・選択科目の勉強に時間が割かれるはずなので、国語の勉強にそこまで時間をかけられないはずです。

なので、高校1・2年生の時に完璧に覚えておくことを勧めます(この場合は語彙を含め覚えてください)。

古文の参考書

古文の参考書も西南・福大に合わせて作られている市販の参考書はないので

どれを使えばいいか迷うと思いますが

 

西南・福大は全体的に問題が簡単なので

基本を重視することを勧めます。

 

そこで使うのが

望月光の

望月光の古文教室 古典文法編 改訂版

望月光の古文教室 古文読解編

基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル 改訂版

この3冊です。

文法問題はあまり出されないからといって

文法を軽視して古文単語だけ暗記をしている受験生もいると思いますが

最低限の文法を頭に入れていなければ

文法単独問題が解けないだけでなく

正しい意味を選ぶ問題を確実に解くことができなくなります。

単語だけでなく文法もしっかりと覚えてください。

 

文法・読解の基本が終わった後は

古文上達 基礎編 読解と演習45

を利用して文法の確認と古文読解に慣れていってください。

なお

古文単語は

学校で使っているものを使えばいいと思います。

 

古文を読みなれていないので多読したいという場合は

が単語を覚えながら古文も読める

大学入試 古文単語速読マスター500

をお勧めします。

左が古文・右が現代訳の見開きになって読みやすいです。

古文が苦手で見るのも嫌だ、でもやらなければならない

という場合は是非手にしてみてください。

偏差値は気にしない

上記参考書が一通り終わったら過去問を解き始めて大丈夫です。

解き始める時期については「大学入試:過去問を解き始める時期」を参考にしてください。

 

なお

西南・福大の現代文は普段学校で受けている模試と傾向が全く違うので

模試で全く点数が取れないからといって西南・福大の入試問題が解けないという分けではありません。

模試で5割取れないのに西南・福大の問題であれば7割くらい取れる

という子もいるので

西南・福大に合格するためにやるべきことをやっているのなら

模試は結果は本当に気にする必要はありません。

ベネッセ・河合・北予備西南福大プレの比較