「国立大学を受験する予定がない」

「私大の共通テスト併用で得意な2教科だけで合格を狙う」

という場合を除き、共通テスト対策をせずに、一般選抜に的を絞ったほうが合格の可能性が高くなることがあります。

高校3年生が一発逆転で合格目指すなら共通テスト利用を考えない

 

模試では私大合格に必要な実力は測れない

私立文系大学受験において、英語が合否を大きく左右します。

しかし、多くの受験生が、選択科目や国語にはある程度の自信があるものの、英語には苦手意識を持っているのではないでしょうか。

模試の結果を見ても、国語や選択科目では偏差値50前後を維持できても、英語になると40台前半、あるいは30台というケースも珍しくありません。

このような結果に直面すると、「西南・福岡大学に合格するのは絶望的だ」と早期に諦めてしまうかもしれません。

 

このように、自分の成績に失望し諦めてしまいそうな子に伝えたいのは「模試の結果はほとんど意味がない」ということです。

レイズの元塾生の中に

入塾時進研模試の偏差値が30台で、一度もE判定以上の結果がだせなかったのに福大に合格した子もいるのですが

仮に模試の結果がそのまま合否につながっているとするなら、その説明ができません。

 

私立大学受験の常識として知っておくべきことは、模試や共通テストと私大の独自試験では、受験生に求められる能力が大きく異なるという点です。

模試で5割も取れない子でも、西南学院大学や福岡大学に的を絞って対策をすれば、福岡大学の試験で7割前後を安定して得点できるようになることは十分に可能です。

そうならない子が多くいるのだとすれば、勉強をしていないか、自ら何も考えようとせず学校で与えられた課題を漫然とこなすことしかしていないからだと思います。

 

求められる能力が異なるのは、両者の試験内容を比較すれば明らかです。

共通テストでは、80分間で5500語から6100語の英文を読み、英語を英語のまま理解し、設問に迅速かつ正確に答える力が求められます。

一方、福岡大学の試験は、文法・語法・単語・熟語の暗記で対応できる問題も多く、共通テストに比べて対策が立てやすいのが特徴です。

また、文字数も文法・並び替え・発音問題を含めて約1150語と、共通テストに比べて少ないため、時間をかけて正確に読解できるようになれば簡単に正解が出せるようになります。

つまり、福岡大学の入試に特化した対策を徹底することで、模試や共通テストで思うような結果が出なくても、福岡大学の試験で高得点を獲得することは十分に可能なのです。

共通テストを利用した受験形態を利用するつもりがないのなら、西南・福大を第一志望にしているのなら、一般選抜前期入試に焦点を絞った対策をするほうが合格の可能性を高められます。

偏差値は気にしなくていい

模試の結果はずっと悪いままの可能性が高い

一般選抜に的を絞って勉強をする場合、模試で思うような結果が出せないことも考えられます

合否判定でE判定が続くことも考えられ、その結果に耐えきれず、「自分には無理だ」と諦めてしまうかもしれません。

もしそのような状況に陥る可能性が高いと感じるなら、共通テスト形式の模試で結果を出すための学習に切り替えることも一つの選択肢です。

しかし、高校1・2年生の頃に十分な学習をしておらず、基礎が全くできていない状態から始める場合、選択科目はともかく、英語や国語を短期間で結果を出すのは非常に困難です。

結果として、共通テスト対策と一般選抜対策の両方が中途半端になり、模試でもE判定、実際の入試でも目標とする結果が得られない可能性が高くなるかもしれません。

どちらの道を選ぶにせよ、自身の現状を冷静に分析し、長期的な視点を持って計画的に学習を進めることが重要です。

過去問で合格の可能性があるかの判断をする

私大受験に的を絞るなら模試ではなく過去問の結果を気にするようにしてください。

過去問でどのくらいの点数が取れているかを見る方が、より正確に合格の可能性を測ることができるからです。

ただし、合格最低点が公表されていない場合は、例えば「九州産業大学」などは、どれくらい点数が取れていれば合格できていたかを推測する必要があります。

 

合格最低点のどれくらいの点数を取れていれば合格の可能性があるかについてですが

入試直前1か月くらい前に、各大学が公表している合格最低点よりも10~20点低い点数が取れているなら、合格の可能性は十分にあると考えられます。

たとえば、合格最低点が180点となっていれば、入試1ヶ月前の過去問演習で160点程度獲得できていれば合格の可能性は十分あると思って構わない分けです(たとえ、模試でE判定が続いていたとしても)。

 

このように、過去問を用いた合否分析をすることが、合格の可能性をより正確に判断するための有効な手段となります。

もちろん、160点取れていれば「合格できる」という訳ではありませんし、合格最低点よりも高い190点くらい取れたからといって「絶対に合格できる」という話でもありません。

実際に試験を受け、その試験で合格最低点を上回ることで初めて合格になります。

受験はどうなるか結果が出るまで全く分からないので、あくまでも、可能性があるかどうかの判断ができるだけということは間違えないでください。

なお、仮に合格できなかったときに

「模試でEしか取れなければ合格できるわけがない」

「学校の授業を中心に勉強をすべきだった」

となると思うなら

模試の結果を無視して西南・福大に的を絞って勉強をするのはやめたほうがいいかもしれません。

 

少なくともレイズで勉強をしたとしても模試の結果が大きく伸びることはほとんど考えられません。

上で書いた通り、共通テストと西南・福大の問題を解くのでは求められる能力が異なっており、レイズでは西南・福大の問題で点を取るために授業をしているから当然です。

E判定だった子が数か月後にC判定を取れるようになることはまずないですし、1年間ずっとE判定のままのこともあります。

的を絞れば合格できるの?

何も考えず学校で言われた通りのことだけをすることと比較したら、私立大学への的を絞った学習戦略は、合格の可能性を確実に高めます。

しかし、受験において「絶対」は存在しないので、この戦略が必ずしも成功に繋がるわけではないということも心に留めておく必要があります。

合格できない原因は

  • 努力不足
  • 非効率な勉強

大きくこの2つです。

的を絞って勉強をすることで非効率な勉強を避けられたとしても努力が足りなければ合格できるわけがありません。

 

特に高校1・2年のときにまったく勉強をせずに進研模試で偏差値30台しか取れていなかった子は要注意です。

高3の夏休み前までは勉強時間が1時間未満、夏休み以降も1日3時間未満の努力では99%合格できません。

また、何も対策をしない結果偏差値30台になっている子が、入試まで残り半年~3ヶ月で焦って入塾をしてきても、毎日10時間くらい勉強をする覚悟がなければ合格は厳しいです。

偏差値30台から福大に合格したレイズの元塾生は全員2年生の11月~2月(塾での勉強期間は1年3ヶ月~1年)から塾に入ってい勉強をしています。

E判定でも合格できる