レイズでは

平均前後からでも上を目指せる塾

というキャッチコピーを使うことがあるのですが

「『平均前後から上を目指す』が抽象的なのでよくわかりません」

「他の塾に通っているのに成績が全く伸びていないのですがそれでも上を目指せますか?」

という問い合わせを受けたので

可能な限り具体的に書いておくことにしました。

中途入塾を考えている子へ

始めからやる気があり

ある程度結果が出せている子が通える塾は多くあります。

しかし

ちょっと出遅れてしまったという子が挽回できる塾はそこまで多くないように思えます。

レイズはそういった子が通い成績を伸ばす塾だと思ってください。

 

中途入塾の子はまず初めに、偏差値60前後(55~63)を目指してもらいます。

そこからは自分の判断で

筑紫丘・春日・福岡中央・筑紫中央・福翔などの公立高校を目指して頑張ってもらいます。

勉強量と偏差値

以下の表を見てください。

勉強量1 勉強量2 勉強量3 勉強量4
偏差値60以上(400以上)
偏差値55~59(400以上)
偏差値50~54(平均~400) 10 11 12
偏差値45~49(平均前後) 13 14 15 16
偏差値40~44(200点台) 17 18 19 20
偏差値35~39(200点以下) 21 22 23 24

 

この表は

勉強量と現在の成績の関係を示したマトリクス表です。

 

一番左の行は

フクト偏差値(Fスコア)と定期テストでだいたいどれくらい取れているかを表しています。

 

一番上の列にある「勉強量」は

  1. 勉強量1=勉強時間ほぼゼロ(ただ、成績を伸ばしたいという気持ちはゼロではない)
  2. 勉強量2=普段の勉強時間はほぼゼロ、テスト直前は1日1~3時間
  3. 勉強量3=普段の勉強時間は1日30分~1時間程度、テスト直前は可能な限りする
  4. 勉強量4=普段から勉強中心の生活を送っている

を表しています。

 

 

例えば

表中の「1」であれば

ほとんど勉強をしていないのに偏差値60以上定期テストでは400点以上(420点だったり450点だったり)

 

「15」であれば

普段は必要最低限の勉強だけしかしていないが

定期テストや模試の直前期には必死になって勉強をしている

しかし

偏差値は45~49くらいで定期テストは平均点前後しか取れていない

 

というように見てください。

入塾の目安

すでに偏差値55以上の子の多くは既に他の塾に入っているはずですし

入っていなかったとしても

中途入塾をする場合

大手や学力で選別する塾を選ぶことがほとんどだからかもしれませんが

 

レイズに中途入塾してくれる子の

9割くらいが上の表の濃い青色

1割くらいが薄い青色(水色)

つまり

ほとんどの子が平均前後で入塾をしています。

 

なので

今現在の成績・勉強時間が青色になっているところに当てはまるのであれば

平均以下だけど大丈夫だろうか?

といった不安を覚える必要はまったくないので

まずは体験授業を受けに来てください。

 

 

なお

上の表で白色の部分に該当している場合はレイズが合わない可能性があります。

 

1~3に該当する場合

塾に通わなくても結果が出ているので塾に通う必要はありませんし

塾に入るとしても大手塾の一番上のクラスにで勉強をしたほうが楽しく塾に通えるはずです。

 

4・8・12に該当する場合

この番号に該当する子は

筑紫丘・春日を目指すために必死になって勉強をしていると思います。

そのような子が通う塾は探せばいくらでも見つかるはずなので

わざわざレイズを選ぶ必要はありません。

 

16よりも数字が大きい白の場合

集団指導だと勉強のペースが崩れ

返って成績が伸びなくなる可能性があります。

英語・数学はできないところにさかのぼって勉強

平均前後からでも上を目指す

レイズの授業は偏差値60前後(55~63くらい)

学年でいえば上位3分の1~4分の1くらいの子が納得できる内容にしています(年度によって在籍している生徒の学力状況が異なるので、平均くらいの子に合わせた授業をすることもあります)。

 

このように書くと

現在の成績が平均前後の子が入塾を検討するとなると

平均前後なのに本当に授業を受けられるだろうか?

と不安に思うかもしれませんが

上に書いた通り

現在の成績はそこまで気にしなくて大丈夫です。

 

というのも

平均点を取れていない原因が単なる勉強不足であることが多く

塾の指示に従って「やるべきこと」さえやってしまえば

どのような状況からでも3~6か月くらいで

定期テストで400点前後

フクトの偏差値は60前後(55~63)にはなるからです(フクトの偏差値40台前半も50台前半も実際はたいした差はありません。40台前半でも、基礎を徹底的に押さえてしまえば偏差値50などすぐになります)。

 

 

定期テストは暗記をするかしないかで結果がほとんど決まってしまうので

今まで勉強をしていないことが原因で200点台前半くらいしか取れていないのであれば

勉強をしさえすればいきなり100点くらい伸びる

つまり

350点くらい取れるようになります(過去170点伸ばした子もいました)。

 

公立高校入試でも

中3になる前に偏差値45くらいで入塾してくれた子が

入塾当初

自分では絶対に無理だと思っていた高校

たとえば

福翔・筑紫中央・福岡中央といった高校に合格した

なんてことは普通に起こっています。

 

なので

勉強を必死にやっているのに平均点が取れてない

という場合でない限り

「成績を伸ばしたい」という気持ちが少しでもあるなら

成績は伸びるので

今の成績は全く気にする必要はありません。

必ず成績は伸びるのか

中学3年の夏休み前に偏差値30台だった子が

入試直前期のフクトで偏差値60台になった

 

ということがある一方

 

中学1年の最初から通ってくれていたのに偏差値50を越せなかった子もいますし

中途入塾をしてくれた子の中には成績がほとんど伸びないまま高校受験を迎えた

「口だけで何もしてくれないじゃないか」

「成績が伸びないじゃないか」

と途中で塾を辞めてしまった子もいます。

 

こういう過去の事実から

塾に入れば必ず成績が伸びる

とは言えません

 

 

先ほど

偏差値40前半から平均を超えることはたいして難しくない

と書いていることと矛盾しているように思われるかもしれませんが

 

レイズができることは

  • 基礎定着のための個別対応
  • 苦手単元の個別対応
  • 成績を伸ばすためやるべきことを示す
  • 環境づくり

といったことです。

 

なので

「分からない単元は個別に対応してあげるからこの日に来られる?」と尋ねても、毎回「用事があるので行けません」という返事が返ってくる

中途入塾の面談時に「塾に入っても勉強をする気はない、親に無理やり連れてこられた」と言う

今まで必死に勉強をしていたのに平均点を取ることができていない

といった場合

成績を伸ばすことはおそらく難しいです。

偏差値55以上

小学生のころからレイズで学んでくれている子の中にはフクトの偏差値で60台後半~70超を取れる子が過去にいましたが(2023年現在在籍してくれている中学2年生もそのくらいの実力があります)

全員がそのくらいの成績になるかと問われれば

そうとは言えない

と答えるしかありません。

 

偏差値55以上になると成績がどこまで伸びるかは個人差がでてきます。

勉強漬けの生活を送ってやっと偏差値60を超す子もいれば、1日30分~1時間の勉強をしているだけなのに偏差値60後半を取る子もいるかもしれません。

こういうことを塾が言ってしまうと

「それは塾の教え方に問題があるだけ」

「力量不足なだけ」

と反論されてしまうだけなのは分かっているのですが

塾長である私の性格上

「うちの塾に入れば絶対に偏差値60以上になる」

ということは言うことができないんです。

 

「塾の授業について来られれば偏差値60前後(55~63)までならなる可能性が高い」

とは言えますが

それ以上の成績になると

「個人差による」

としか言えなくなります。

 

 

また、私は「受験期でもないのに勉強漬けの生活を中学生に送らせることは間違っている」という考え方をしているので、

どんなことをしてでも偏差値60台後半くらいを取らなくてはならないという考えを持たれている場合

大量に課題を与えたり、結果を出せない子には厳しく接する塾に通うことを勧めます。