疑問詞を使った疑問文を書けるようになるには時間がかかることもあります。

理屈で覚えようとすると混乱する

という場合は

教科書に載っている例文をそのまま暗記し形を体に覚えさせたほうがいいです。

まずは単純暗記をして

英語に慣れ始めた時に改めて理解を伴わせる

というやり方は英語を習い始めたときはありです。

中学英文法のまとめ

 

覚えておきたい疑問詞

以下の疑問詞は必ず覚えてください。

what
何時 what time
いつ when
どこで where
だれ who
だれの whose
どっちの which
なぜ why
どのように how
何個、いくつ how many+複数名詞
何歳 how old
どれくらいの高さ how tall
どれくらいの長さ how long
いくら how much

how以外の疑問詞は【wh】で始まっています。

これを意識するだけで疑問詞の暗記が速くできるようになります。

疑問詞を使った疑問文の順序

be動詞は

疑問詞be動詞主語…?】

一般動詞は

疑問詞+do+主語動詞の原形…?】

の順序になるのが基本です。

まずは、この順序を頭に入れてください。

be動詞と一般動詞の見分けがつけられない場合は「be動詞・一般動詞」を参考にしてください。

疑問詞+be動詞+主語…?

疑問詞be動詞主語…?】

 

これですか?

What is this?

「何」とあるので疑問詞「what」を文頭に置く。

日本語訳に一般動詞がないのでbe動詞を使う文と判断し、疑問詞の後に「be動詞」を置く。

最後に主語「this」を置く。

 

あなた背の高さどれくらいですか。

How tall are you?

背の高さを尋ねるときは疑問詞「How tall」を文頭に置く。

一般動詞を使わないので「be動詞」を疑問詞の後に置く。

最後に主語「you」を置く。

「年齢」「ものの長さ」「お金がどれくらいかかるか」

を尋ねるときは

それぞれ

「how old」「how long」「how much」

を使うだけです。

疑問詞+do+主語+動詞の原形…?

疑問詞+do+主語動詞の原形…?】

あなたいつ本を読みますか。

When do you read a book?

「いつ」とあるので疑問詞「when」を文頭に置く。

「読む」という訳から一般動詞の疑問文だと判断し「do+主語+動詞の原形」の順序にする。

 

あなた本を何冊持っていますか。

How many books do you have?

「何冊あるか」を尋ねられているので「how many+複数形の名詞」の順序にする。

「持っている」という訳から一般動詞の疑問文だと判断し、疑問詞の後ろに「do+主語+動詞の原形」を置く。

疑問詞who

whoが一般動詞の疑問文で使われるとき他の疑問詞と異なる順序になることが多いので別に順序を覚えておく必要があります。

【who+一般動詞…?】

 

が本を持っていますか。

Who has a book?

このとき、現在形の時は一般動詞は「三単現のS」を付けます。

なぜこのような順序になるかは

英語の勉強を始めたばかりのときに理解するのは少し難しいと思います。

なので

そういう順番になるからなるんだ

と覚えておき、

中学3年生くらいに1・2年の復習をするときに理解すればOKです。

疑問詞の直後に名詞を置くパターン

上に書いた順序を確実に押さえた後、新たに覚えなくてはならない順序があります。

「what」「which」「whose」

この3つの疑問詞は

疑問詞+名詞+be動詞主語…?】

疑問詞+名詞+do+主語動詞の原形…?】

のように

疑問詞の直後に名詞がくっついてくることもあります。

 

以下の英文で確認していきましょう。

  1. このギター誰のですか。
  2. これ誰のギターですか。

「~は」までが主語なので

①の主語は「このギター」

②の主語は「これ」

ですね。

また②の「誰のギター」は「誰の」と「ギター」は一つのかたまりになっていて、切り離せないということは分かると思います。

これは英語でも同じで「whose」と「guitar」は切り離すことができないので「whose guitar」とくっつけなくてはなりません。

これを考えれば

①は

Whose is this guitar?

②は

Whose guitar is this

となるわけです。

 

 

「このギターは誰のですか」を英語で書きなさい。

という問題が出たときは

①・②のどちらで書いても正解になりますが

(        ) (         ) is this?

空欄を埋めなさい

という穴埋め問題が出たときは「疑問詞+名詞」の順序で書く必要があります。

 

 

一般動詞の文でも確認しておきましょう。

 

あなたどのスポーツ好きですか。

What sport(s) do you like?

「どの」と「スポーツ」は切り離せないので「what sport」

「好き」という一般動詞があるので一般動詞の疑問文の順序にする。

これだけです。

「どの科目」「どんな言語」「どんな色」など日本語で切り離せないものは英語でも切り離せない

そう覚えておけば

What do you like sport?

という間違えはなくなります。