品詞の理解は難しいですが
中学性であってもこれくらいは覚えておいた方がいい
というものを書いています。
目次
品詞
英語の品詞は
- 名詞:noun
- 代名詞:pronoun
- 動詞: verb
- 形容詞:adjective
- 副詞:adverb
- 助動詞:auxiliary verb
- 前置詞:preposition
- 冠詞:article
- 接続詞:conjunction
- 間投詞:nterjection
がありますが
特に重要なのが
名詞・動詞・形容詞・副詞の理解です。
この4品詞を理解することは確実に英語の理解の助けになるので
中学生のうちに見分けられるようになりましょう。
名詞
まずは
名詞=【触れられるもの】
と覚えてしまいましょう。
「father(お父さん)」
目の前にお父さんがいるとすれば絶対に触れますよね(揚げ足を取られれば、触れないと言われてしまうかもしれませんが、素直に考えれば触れますよね。
「flower(花)」
「bike(自転車)」
「book(本)」
これらは全部触れられますね。
だから名詞です。
触れないものの中にもたくさん名詞はありますが
中学英語に出てくる名詞の多くは触れられるものなので
触れるものが名詞だと捉えておけば
名詞かどうかの判断が、混乱せずに、簡単にできるようになります。
あとは
スポーツや国の名前など、
触ることが出来ない名詞が出てきたらその都度教えていけば
大半の子は名詞かどうかの区別はつけられるようになります。
そして、
触れられる名詞の前には原則「a」を付ける
触れられないものには付けない
と伝えるだけで
いつ「a」を付けるのか付けないのかの判断が簡単にできるようになります。
国語では「美しさ」「あたたかみ」などが名詞かどうかを見分けられるようになる必要がありますが
少なくとも中学英語ではそれらが名詞かどうかなどが分からなくても影響ありません(そのような名詞が英文に使われることはほぼないです)。
細かいことにこだわれば混乱を招くだけなので
中学英語においては「触れられるもの=名詞」と捉えておく方が良いです。
形容詞
形容詞=【名詞を修飾するもの】
と覚えましょう。
単に
「a book(本)」
だけでなく
「a difficult book(難しい本)」
と書いたほうが
その本がどのような本なのかが見えてきますよね。
「簡単な本」
「面白い本」
「つまらない本」
このように本(名詞)を詳しく説明する言葉が形容詞なんです。
そして、
英語では形容詞を名詞の前に置くのが原則
ということも覚えてしまいましょう。
形容詞は名詞の前に置くので
「difficult a book」とはならず
「a difficult book」という順序になるんです。
ただ、例外的に
- thing
- something
- anything
- nothing
など「thing」や「thing」が含まれている名詞を修飾するときは
「something hot(何か温かいもの)」
「nothing special(特別なものはない)」
というように形容詞を名詞の後ろに起きます。
動詞
動詞は大きく分けて
be動詞(is / am / are)
と
一般動詞
の2つがあります。
be動詞はそれが動詞だと覚えてしまえばいいので動詞かどうかの判断はすぐにできるようになります。
一方一般動詞はbe動詞と異なり
- run
- walk
- play
- study
- teach
- learn
- tell
たくさんあります。
覚えるのが大変ですね。
なので動詞かどうかの判断に迷ったときは
【動作】
を表している単語が動詞
そうでなければ他の品詞
と判断してください。
※ 品詞の習い始めのときは、形容詞・副詞の判断が出来ません。この場合、「一般動詞は一般動詞だから動詞なんだ」と暗記してしまったほうが早いです。
副詞
副詞=【動詞・形容詞・副詞を修飾する】
と覚えましょう(混乱するなら「名詞以外を修飾する」と覚えてしまっても構いません)
例えば
「速く走る」
の
「速く」
は
動詞「走る」
を修飾していますよね(単に「走る」というより「速く走る」といったほうが、どのように走っているのかが分かります)
なので
英語
「run fast(速く走る)」
とあれば
「fast」が副詞と判断できますね。
ちなみに
副詞が動詞を修飾するときは動詞の後ろに置くのが基本です。