中学生のときにしっかりと理解を伴わせて英語を学んでおけば

高校進学後

英語で苦労する可能性を大幅に減らすことが出来ます。

中学英文法のまとめ

 

英語が苦手になる子が多い

公立高校入試の英語の問題はかなり簡単です。

1000個くらいの英単語(aやthe、this,I, amなどの単語は1語に含めない)

簡単な英文法(英語を習い始めの中学生にとっては、初めのうちは簡単ではないかもしれませんが、英語に慣れ始める1年3学期ころには、勉強をすることが条件になりますが、8~9割くらいの子は英語を難しいと思うことはないはずです)

を覚えてしまえば、だれでも問題が解けるようになります。

極端に言ってしまえば単語の暗記さえしてしまえば、

関係代名詞・分詞の理解が必要な並び替え問題を除けば、なんとなく問題が解けてしまいます。

なので、英語ができるわけでもないのに

英語は簡単

と勘違いしてしまうんです。

 

実際に

大学受験を考えている高校生で

英語が得意

と自信をもって言える子はあまり多くないのではないでしょうか?

 

得意と思っている子は

難関私立高校受験の勉強をしていた子

または

普通では考えられないくらい頭の良い子

くらいで

大学受験を考えている子の8割くらいは

英語に苦手意識をもっているんじゃないかと思います。

高校でも英語ができるようになるには

難関私立の対策をしない普通の子が

高校でも英語ができるようになるにはどうすればいいのでしょうか?

それは

品詞」「文型

の理解が出来ているかどうかにかかっています。

 

「不定詞・分詞・関係代名詞・前置詞句」が形容詞的・副詞的に使われる(関係代名詞は副詞的には使いません)ことを当たり前のように理解している

「主語・動詞・目的語・補語」が見分けられる

この2つの理解は複雑な英文の構造に気づくために欠かせません。

これらが分かっていない状態で高校に進学してしまうと

仮に1つ1つの文法をなんとなく覚えることができたとしても

実力テストに出てくる長文を正確に読むことが出来ず偏差値が50前後(下手をすれば40前後)になってしまいます。

 

うちの塾ではそうならないように

品詞の理解は小学生の時から

文型の理解は中学2年生から

指導しています。

 

塾に通ってフクトでいい結果をだせるようになった

志望校にも合格できた

でも高校に入ったら英語が出来なくなった

そんなことでは塾に通った意味がないですよね。

勉強量

高校英語は中学英語より確実に難しいです。

品詞・文型の理解ができても

中学のときと同じ勉強量であれば高校英語が出来なくなるのは当然です。

勉強量が足りずに「英語が出来ません」なんていうのは論外です。

でも部活があるし科目も多くなったので時間が足りない・・・

なんて言い訳も論外です。

 

時間がないというなら授業を有効活用してください。

授業を聞いて内容を理解しつつ、同時に暗記できるものは暗記をする。

これを実践してください。

中学では、ただ授業を聴き与えられた作業をするだけだったかもしれませんが

そんなことを高校でやっていたら時間が足りるわけがありません。

なかなか覚えられない

習ったことをすぐに理解できるかどうかには個人差があります。

You are a student.

これを疑問文にするには「are」を文の先頭に持ってくるだけでいいんだよ。

と伝えてもそれが出来ない子も中にはいます。

この場合は

Are you a student?

という形を「疑問文」としてそのまま暗記するしかないのですが

これでは、応用が全く聞かないので、問題を解くことが出来るようにはなりません。

しかも

仮にbe動詞の疑問文の作り方を簡単に覚えられたとしても

一般動詞が出てくると、一気に頭が混乱し、be動詞も一般動詞もまったくできなくなることもあります。

覚えることもbe動詞・一般動詞だけではないです。

先に進めば進むほどできなくなってしまいます。

 

では、混乱してしまったらどうすればいいか?

その場合は

たとえ学校の授業についていけなくなるとしても

学校のペースに合わせていろいろなことを覚えさせようとするのではなく

自分のペースでゆっくりと一つずつ覚えていくことを勧めます。

新しい文法を覚えさせようとするとすでに習っていた文法とごちゃ混ぜになりかえってできなくなってしまった場合は

前習った文法をもう一度復習し直しつつ、新しい文法も覚えていくようにしてください。

覚えては戻って覚えては戻っての繰り返しになりますが

根気強くやり続けるしかありません。