複数あるときは名詞を複数形にする

という概念が日本人にはないので

英語を習い始めのときに付け忘れをしてしまいがちになります。

慣れが必要

英語は

単純に暗記すればいいこと

理解を伴わせて使いこなせなす必要があること(これも結局は暗記ですが)

基本この2つができて初めて大学入試の問題が解けるようになります。

ただ、英語を本格的に習い始めたばかりの中学生はこれだけでは足りません。

慣れ

も必要になります。

小学生の時にお遊び程度の英語にしか触れていなかった中学生にとって

実質的に英語を本気で勉強し始めるのは中学に進学してからです。

まだまだ英語に慣れていない子が大半なはずなので

英単語を覚えようとしても

文法を習ったとしても

なかなか頭に入ってこないはずです。

そんなときは・・・

 

辛いかもしれないですが

とにかく慣れる必要があります。

複数形にしろ

と言われてもいつ複数形にするのか全く分からないこともあるでしょうし

仮になんとなくわかったような気がしたとしても実際に問題に出されると頻繁に間違えてしまうはずです。

そういうときは

慣れ

るしかないんです。

毎日少しでもいいから英語に触れることで

速い段階で慣れてしまいましょう。

英語を勉強し始めはとにかく英語に触れて慣れていきましょう。

複数形の「s」のつくり方

まずは、複数形のつくり方を覚えてください。

【通常】

「名詞」に「s」を付けるだけで作れます。

例えば

  1. desk(机)
  2. dog(犬)
  3. ball(ボール)

  1. desks
  2. dogs
  3. balls

このように「s」を付けるだけで複数形になります。

なお「名詞」が何かわからない子は「品詞」を参考にしてください。

【s / sh / ch /  x】で終わる名詞

例えば

  1. class(授業)
  2. dish(皿)
  3. watch(腕時計)
  4. box(箱)

  1. classes
  2. dishes
  3. watches
  4. boxes

のように「es」を付けてれば複数形になります。

【o】で終わるとき

「s」を付けるときと「es」をつけるときがあります。

なので、いつ「s」にするか「es」にするかは暗記してしまったほうが早いです。

幸い中学生が覚えるべき名詞の中には「o」で終わるものは少ないです。

以下だけを暗記しておきましょう。

photos、pianos、radios

potatoes、tomatoes

【子音+y】で終わる名詞

例えば

  1. city(都市)
  2. baby(赤ちゃん)

  1. cities
  2. babies

のように「yをiに変えてes」を付ければ複数形になります。

注意しなくてはいけないのは

【母音+y】で終わるときは通常通り「s」を付けるだけということです。

例えば

  1. boy(男の子)
  2. day(日)
  3. key(カギ)

  1. boys
  2. days
  3. keys

が複数形です。

ちなみに「母音」はアルファベットの「a i u e o」で、それ以外が子音です。

【f, fe】で終わる名詞

例えば

  1. leaf(葉)
  2. knife(ナイフ)

  1. leaves
  2. knives

【不規則】に変化する名詞

  1. man(男性)⇒men
  2. foot(足)⇒feet
  3. tooth(歯)⇒teeth
  4. child(子供)⇒children

三単現のs付け忘れ

複数形にするとき

複数形にするときは単純です。

原則、ものが2つ以上あるとき複数形にするだけです。

こんな単純なことも日本語にはない概念なんで習いたてのときは???になるんですよね。

 

「私はりんごを1つ持っています。」

を英語で書くと

「I have an apple.」

になります。

「私はりんごを2つ持っています。」

のときは

「I have two apples.」

になります。

日本語では「1」を「2」にするだけでいいのに

英語は「an apple」が「two apples」

なんじゃそりゃ?

別にtwo appleでよくね?

って思っちゃいますよね。

でも、仕方ないんです。

とにかく複数の時は「名詞」を「複数形」にする。

ルールなので守りましょう。

付け忘れに注意

two pens

many students

のように「2」以上の数字の直後の名詞に複数形のsを付けることは比較的早くできるようになります。

一方

主語が複数のとき(主語については「主語と動詞の判別」を参考にしてください)

例えば

「彼らは友達です」

という英文を書くとき

「2」以上の数字がないので

They are a friend.

または

They are friend.

という間違いをしてしまうことが多いです(下のミスは複数形ではなく「a」を付けることが身に付いていないので、まずは「a」を付けられるようにしてください)。