入塾を考えいている小学生へのQ&Aです。
全体的の「Q&A」も確認してください。
目次
対象学年な何年生ですか?
対象学年は6年生です(小学5年生の3学期から)。
中学進学後どのくらいの成績を目標にしていますか?
中学進学後に学年上位4分の1以上
定期テストでは400点前後
フクトでは偏差値60前後
を最低目標に頑張ってもらいます。
「塾で勉強をしていたら結果的にフクトで偏差値70前後をとれるようになったから筑紫丘を受験してみようかな。」
という場合筑紫丘を受験するのは大丈夫ですが
入塾する前に
何が何でも筑紫丘に合格しなければならないという場合は
大手塾の一番上のクラスで同じような目標を持った子と一緒に学ぶことを勧めます。
中学受験対策はできますか?
私立中学受験指導は行いません。
上位公立高校に挑戦できるように基礎学力を高めていきます(読解力を鍛えることを重視)。
中学受験をしないので難しい問題を解いたり大量の暗記を子供たちに要求することはありません。
子供たちに負担を感じさせないよう、学校の宿題とは別に、1日30分の勉強習慣をつけることを中学進学までの目標にしましょう。
学校の授業についていけていませんが入塾できますか?
学校とは授業のやり方が異なるので、学校の授業についていけていないからといって授業が受けられないわけではありません。
ただし
- ひらがな・カタカナを覚えるのにものすごく時間がかかった
- 漢字がうまく書けない
- 数の大きさについての感覚が不足している
- 漢字の音訓の読み分けができない
- 文章を読むときに区切る箇所がわからなかったり頻繁につっかえる(スムーズに読めない)
- 九九が覚えられない
- 計算スピードが明らかに遅い
- 過度に落ち着きがなくコミュニケーションをとるのが難しい
ということが顕著にみられる場合、塾の授業についていくことは難しいと思います。
もし上記に該当する場合は
個別指導塾に通わせるか、親子で一緒に勉強をすることを勧めます。
小学生くらいの年齢だと発達スピードに個人差があり
中学生になったら簡単にできるようになることも小学生のうちはかなり苦労するということも起こります。
学校の授業に明らかについていけていない傾向がみられる場合は
集団指導塾に入るのではなく親子で一緒に勉強をすることを勧めます。
また、算数の計算が苦手な場合は公文を利用するか、小学4年生の時からレイズで計算の訓練を始めてください。
※ 必死に勉強をしているのに学校の授業についていけない場合は集団で勉強をするのではなく自分のペースで学ぶべきだと思います。小学生の時に算数が苦手で周りの子が簡単にできる計算もできなかった子が、自分のペースで学び続けることで数学が得意になり、国立大学理系学部に合格したということを耳にしたこともあります。
中学生になってから入れますか?
入れます。
ただし、小学生のうちに「読解力」「勉強のやり方」「勉強習慣」をしっかりと身に着けてもらいたいので
遅くとも小学校6年生に進級するまでに入塾してもらいたいです。
というのは
「中1最初の定期テスト」に書いた通り
英語ができない子が信じられないほど多くなったからです。
実際は英語だけでなく
国語もできなくなっている子が増えているかもしれません。
小学生の時から親のスマホを頻繁に利用することが影響していからなのか
映像を見るにしても文章を読むにしても
ながら見
ながら読み
をしているだけで
丁寧に何かを見たり聞いたり読んだりする習慣がない子が多くなっているような気がするんです。
そのような癖がついてしまうと
まとまった文章を読むときに文字を適当に拾って自分が好きなように解釈するようになるはずです。
普段の生活で
文字を読む習慣
がなければ、どの科目の勉強をするにも悪い影響を及ぼす可能性が高いです。
塾に通うことが文字を読む機会につながるので
勉強ができるようになるには小学生の内から塾の利用を考えることを勧めます。
実は2020年ころまでは「小学生は塾に通う必要はない」と私は考え
塾のHPでもそのように書いていました。
しかし、今は考え方が変わり
上述した通り小学生のときから塾に通うことを勧めます。
英語が得意になるのは本当ですか?
学び始めの時にアルファベットの暗記に手こずり
普通は2・3か月でなくなることが多い1年以上勉強をしているのに頻繁に
- 「b」と「d」を間違える
- 月・曜日の綴りが覚えられない
- 「I am play」のように一般動詞とbe動詞の区別ができない
- 3単元のsは理解できるのに英文を書くときに忘れる
1年以上勉強をしているのに頻繁にこのようなミスをするとなると
塾の授業を受けるだけで修正することは難しいです。
逆に、このようなことがない限りレイズで学べばほぼ確実に英語を得意科目にできるはずです。
国語・数学と比べ英語は個人差が出にくい科目なので
やるべきことをやれば公立中学レベルの英語であれば絶対にできるようになります。
※ 授業以外で英単語の暗記をする必要が出てきます。単語の暗記ができなければできるようにはなりません。
授業料が安すぎるのはなぜですか?
簡潔に言うと
早い時期から塾で勉強を始め、中学進学後学年上位になってもらいたいからです。
「小学生の時に高い授業料を払って勉強をさせるのもどうかな」
と考えている親御さんも少なからずいると思います。
しかし
中学進学後まったく勉強ができなくなる子が多くいる現実を考えると
塾に通わせてでも小学生のうちに勉強習慣をつけておくべきだと思います。
今では小学生のうちに塾に通ったほうがいいと言っている私も
つい最近まで(2020年ころまで)は「小学生のときから塾に通う必要はない」と言っていました(HPにもそのように書いていました)。
そんな私でも、今の中学生の学力状況(できる子とできない子が確実に二分しています)を考えると
塾は中学生から
という悠長なことは言っていられなくなりました。
中学進学後初めて受けた定期テストでひどい点数を取った後に慌てて入ると
それまでの復習からしなければならなくなるので本人にそこまでやる気がなければ塾に入ったところで成績は大きく変わりません。
早い時期から勉強をしていれば
普通に勉強をしているだけで学年上位をキープできていたのに
勉強習慣を着けないまま中学に進学し、平均点を取るのもやっと
なんてことになるのは勿体なさすぎます。
SSTとは何ですか?
一言でいうと「コミュニケーションスキルを伸ばす」ことです。
「SST」は主にADHDの子に効果があるとされていますが、定型発達の子に対しても必要とされ始めています。