レイズでは定期テスト前1・2週間は暗記を中心にした定期テスト対策期間を設けています。
目次
レイズの定期テスト対策期間について
レイズでは、普段は生徒の自主性を尊重し強制的に勉強をさせることはしていません。
しかし、テスト期間中は例外です。
定期テストではどんなに悪くとも平均点以上を取ってもらうことが塾として最低限果たさなければならないことだからです。
なので、以下のような状況が見られる場合、期間中は毎日塾に来てもらいます。
- 自宅で全く勉強しない
- 自宅で勉強していても集中力がない
- 何をすれば良いか分からない
生徒の暗記力や理解度を確認し、目標点達成のために早期の暗記が必要と判断した場合は、テスト期間外であっても通常の授業日以外に塾に来て勉強をしてもらうこともあります。
具体的に何をすべきかは「福岡市南区中学校の定期テスト対策」を確認してください。
※ 強制とはいっても、話し合い、納得したうえで塾に来てもらいます。話し合っても「絶対に嫌だ」という生徒を無理矢理塾に来させることはしません。
※ 暗記は家でやったほうが集中できるという場合は、対策期間中は家で勉強してもらっても構いません。
定期テストで結果を出す方法
定期テストで結果を出す方法はシンプルです。
「試験範囲表」で何をすべきかを確認し
- 暗記すべきことを暗記する
- 理解すべきことを理解する
これだけです。
これが出来さえすれば、400点前後(1教科80点前後)取ることはそこまで難しくありません。
ところが
「暗記もしているし理解もしている、問題集もちゃんとやっているのに結果が出ない。400点前後を取るなんて難しい」
と思っている子は少なくないはずです。
そのような子は、以下に「定期テストで思うような結果が出ない原因」をいくつか書いたので、当てはまる項目があれば改善するようにしてください。
習った内容の暗記はしてる?
公立中学の定期テストは、学校の授業で学んだ内容をどれだけ記憶しているかを測るものです。
つまり、授業内容をしっかりと暗記していれば、たとえ内容の理解が曖昧な部分があったとしても、高得点を狙うことが可能です。
定期テストが基本的に学校の教科書や授業で扱われた内容から出題されるので当然と言ったら当然です。
先生が授業中に強調した点や、配布されたプリントの内容などが、そのままテストに出題されることも少なくありません。
したがって、定期テストで高得点を目指すのであれば、まずは教科書やノートの内容を徹底的に暗記することが重要です。
本当に勉強をしている?
定期テストで400点以上を取る子は、一部の天才を抜かし直前1週間は時間の許す限り勉強をしています。
「高得点を取りたい」と言っているにも関わらず、ごちゃごちゃと言い訳をして、直前期にもかかわらず1・2時間しか勉強をしていないケースもあるのではないでしょうか。
普段ほとんど勉強をしない子にとっては1・2時間がものすごい勉強量に思えるはずなので「たくさん勉強した」と思ってしまうことがあるかもしれませんが、その程度の勉強量では高得点を取るのは難しいです。
直前期にそこまで時間をかけずに高得点を取りたいのであれば、学校の授業時間を無駄にせず、平常時でも家庭学習を毎日1時間はしておきましょう。
集中している?
「1日4~5時間も勉強しているのに、点数は平均点より少し高いだけ…」
このような悩みを抱えている子は、もしかしたら「勉強しているつもり」になっている時間が長いのかもしれません。
勉強時間が長くても、中身が伴わなければ、当然ながら点数には繋がりません。
以下の項目に当てはまるものはありませんか?
- スマホが常に鳴り続けている
- 音楽を聞きながら勉強をしている
- テレビをつけながら勉強をしている
- 気が付いたらマンガ・ゲーム・スマホに夢中になっている
- 教科書をただ眺めているだけで、頭に入っていない
- ボーッとしていて、集中できていない
もし、これらの項目に複数当てはまるなら、「4時間勉強した」という言葉の信憑性はかなり低いと言わざるを得ません。
実際には、4時間のうち1時間も集中できていない可能性すらあります。
定期テストで高得点を獲得するためには、単に勉強時間を確保するだけでなく、集中力を高めることが不可欠です。
非効率な勉強をしてない?
「勉強時間はしっかり確保している」「集中して勉強にも取り組んでいる」それにもかかわらず、定期テストで平均点を少し上回る程度で、400点には遠く及ばない…。
このような状況に当てはまるなら、勉強方法が非効率である可能性を疑ってください。
中学生の中には、勉強のやり方が分からず、「10分で終わらせられることに1時間以上も費やしてしまう」子も少なくありません。
10分で終わることを1時間かけていたら、同じ量の学習を終えるのに6倍もの時間が必要になります。
これでは、どんなに努力しても、なかなか結果に繋がらないのは当然です。
もし、明らかに非効率な勉強をしていると感じるなら、すぐに勉強方法を見直すことを強くお勧めします。
定期テストの過去問
レイズでは、下の学年の子のために学校の定期テストのコピーを保存することはしていません。
定期テストは、先生によって問題に特徴があり、同じ先生が作成すれば過去問と類似した問題が出題されることがあります。
そのため、過去問を解くことで高得点を狙える可能性が高まります。
しかし、私は過去問を使った対策に疑問を感じています。
定期テストは、普段の学習とは異なり、無意味な暗記を強いられる特殊なテストです。
そこに過去問対策を加えてしまうと、ただでさえ「暗記ゲーム」の面が強い定期テストが、完全な暗記ゲームになってしまい
「勉強はテストに出るところを丸暗記していい点を取るためにするもの」という誤った認識を与えかねません。
丸暗記をすれば高得点が取れてしまう定期テストですが、せめて、テスト範囲表を基に「何をすれば結果を出せるか」を生徒自身に考えてもらいたいと思っています。
過去問に頼るのではなく、自らの力で課題を解決する力を養うことこそが、真の学力向上に繋がると考えています。