平均点を取れていない中学生にとっては

平均点を取ることが果てしなく遠い目標のように思えるかもしれません。

 

平均点が取れていない原因が「勉強をしていない」だけなら

中学の時に入学直後の実力テストを除き平均点以上を取ったことがなかった私が言うのもなんですが

平均点を取るのは思った以上に簡単です。

 

以下、勉強をさぼってきて子にとっては厳しい表現に思えるかもしれませんが

まずは平均以上

そして

400点以上を取るための参考にしてください。

勉強をする

定期テストで結果を出すためには勉強をしなければなりません。

「いやいや、そんなの当たり前じゃん」

と思うかもしれませんが

今までの私の塾講師としての経験上

思うような結果を出せていない子の1番の原因は

勉強をしていない

です。

 

平均点を超すためにどれくらいの勉強が必要か

400点を超すためにどれくらいの勉強が必要か

が全く分かっていないこともありますし

 

勉強をしている姿勢を見せているだけで

本人以外の人が見れば必死になって勉強をしているようには見えないのに

「勉強をしているのにできない」

と思い込んでいる子も多いです。

 

 

自分が期待する結果を出すために必要なのは

集中して勉強をする時間をどれだけ増やせるか

です。

まずは、勉強をしましょう。

定期テストで結果を出すために必要な勉強時間

授業の理解

授業を理解する力がある

これが平均点を超えられるかどうかの指標になります。

 

当たり前すぎることなのであえて言うことでもありませんが

授業を聞いていて先生が言っていることが全く分からなければ

定期テストで結果を出せるわけがありません。

 

あなたが

普段真面目に勉強をしていない、授業も聞いていないというのであれば

まずは学校の授業を聞いてみてください。

もし、授業を聞いているのに

「何言っているかわかりません」

「問題が全く解けません」

という場合は

まずは授業をしっかりと聞くことから始めてみてください。

 

そんなこと言われても先生の教え方が分からないので聞いても意味がない

なんて思う気持ちも分からないではないですが

平均以上取れる実力が現時点であるのなら

先生の授業が分かりにくいと思っていたとしても

内容を全く理解できない

問題が解けない

なんてことは起こりません。

 

自分が勉強をしていないからわからないだけなのに

その責任を先生に転嫁しても成績は伸びません。

成績を伸ばしたいのなら

授業をしっかりと聞いて内容を理解するように心がける。

先生が説明していることを分かるようになる。

そうなって初めて

「先生は教え方が悪い」

と思うのならそう思ってください。

自分ができないのを先生の教え方のせいにする前に

できないのは自分にも原因があるということを知りましょう。

授業の理解

範囲表

定期テストは範囲表に書かれてあること以外は基本的に出されません。

であるなら

テスト対策をするときに範囲表を利用しない手はありません。

にもかかわらず

結果を出せていない子は

範囲表をうまく活用できていません。

 

もちろん

範囲表を見てはいるでしょうし

本人たちは範囲表に書かれてあることをちゃんとやっている

とも主張すると思います。

 

しかし、本当に範囲表を基に勉強をしているか思い直してみてください。

 

ワークを提出期限までに出せればいいだけだから

指定されたワークの範囲だけを見て、とりあえずワークの答えを埋めて終わり

そのためだけに範囲表をチェックしていませんか?

 

もし、ワークを提出するために範囲を確認するだけしかしていないのであれば

範囲表を無駄にしています。

範囲表

普段の勉強

普段はあまり勉強をしないけど

テスト直前1週間だけはある程度勉強をする。

全体の7割くらいがそんな感じじゃないかと思います。

 

そのくらいの勉強で400点以上取れる子がいる一方

平均点を取れない子もいるはずです。

 

このような差が生じるのは個人の能力(集中力・理解力・暗記力など)が影響していることは間違いありませんが

もし直前1週間勉強をしているのに思うような結果が出せていないという場合

勉強に集中できていないことが一番の原因である可能性が高いです。

 

集中力がないのであれば意識的に集中力を高めていくしかないのですが

そのために

テスト期間でなくても130分集中して勉強をする

ようにしてください。

もしそれができるなら

かなりの確率で結果が良くなります(勉強をしても結果が出ない場合もあるので「絶対に良くなる」とは言えません)

 

ただ、

勉強習慣のない子がいきなり1日30分勉強をしろと言われても自分の意志だけでやることは難しいのも事実です。

その場合はお父さん・お母さんが協力してあげる必要があります。

※ 直前期しか勉強をしない子は多いと思いますが、勉強は自分の能力(知識・計算力・思考力など)を高めるためにやるべきもので、定期テストで結果を出すためのものではありません。普段から自分のために勉強をするのがベストです。

普段から勉強をする

結果が出ていない

勉強をさぼってきたことが原因で学校の授業についていけていない状況に陥ってしまっている場合

本人が急にやる気を出して自分の意志で勉強に打ち込むのなら、全教科一度の勉強をして一気に100点~200点くらい成績をのばしてもいいですが、

今までさぼってきた子が自分の意志で急に勉強をし始めるということは、中学3年生の夏休みくらいならあるかもしれませんが、そうそう起こるものではありません。

もし、勉強をせずにひどい点数を取ってくる子に結果を出させたいのであれば、一度に全科目の勉強をさせるのではなく、努力が結果に出やすい科目を12科目集中してやらせることも一つの手です。

結果が出ていない場合

科目ごとの勉強

定期テストに向けた勉強のやり方を科目ごとに書いておきます。

国語

漢字の暗記

範囲内の音読

この2点は最低限やっておく

数学

数学用語の暗記

計算ができるのは当たり前

点を取るには演習中心

理科

理科の用語暗記は絶対

計算があるところは公式暗記

社会

社会の用語暗記は絶対

理由・用語の説明ができるように

英語

単語の暗記

英語が苦手なら非効率に思えても本文丸暗記