高校生になると、学習内容が格段に難しくなるため(特に数学や物理)一概には言えませんが

公立中学校に通う中学生で平均点を取れていない場合

成績を伸ばすためにやるべきことはほぼ決まっています。

成績を伸ばすためにすべきこと

勉強をしてください

それだけで平均点以上を取れるようになります。

 

勉強が苦手な要因は

  • 勉強量不足
  • 基礎学力不足
  • 情報処理能力不足

大きくは上の3つに分類されると思います。

しかし、公立中学の定期テストや中学2年までのフクトに限定すると、平均点に届かない子の8割くらいは「勉強量が少ない」ことがほぼ唯一の原因だと思ってください。

なぜなら、それらのテストは学校の授業で習ったことを丸暗記していれば極端に低い点数を取ることは考えにくいからです。

普段全く勉強しないのに、直前1週間だけ1日に1時間程度勉強しただけで平均点を取るのは難しいでですし

3時間勉強したつもりでも、ほとんど集中できておらず、実質30分も勉強をしていないというケースはよくあります。

 

定期テストで結果を出すために最も重要なのは「勉強量」です。

才能やセンス、効率的な勉強法も大切ですが、それらはあくまで補助的な要素に過ぎません。

机に向かう時間が少なければ、暗記が十分にできず「範囲内のことをどれだけ暗記できているか」が重要になる定期テストで結果を出せるわけがありません。

時間をかけて取り組めば成果は現れるので、勉強をしましょう

平均を取るためにどれくらいの勉強量が必要?

どれだけ勉強すればどれだけできるようになるかは、人によって大きく異なるので『何時間勉強すれば平均点が取れる』と断言できませんが

400点前後取れている生徒が

「普段は1日1時間程度」「定期テストの1週間前からは毎日5時間」

テストまで残り50日として

「テスト1週間前までの43日×1時間+1週間前×5時間=78時間」

くらいは勉強をしていることを考えると

80時間くらい勉強をして平均点を取れないということはないはずです。

これだけ勉強しても平均点に届かない場合は、他のところに原因を探す必要があるかもしれません。

 

なお、私の個人的な感覚になりますが

  • 授業の内容を最低限理解している
  • テスト範囲表のアドバイスを参考に集中して勉強をする

のなら、1教科あたり5時間ほどで平均点以上は十分狙えると思います。

つまり、直前1週間で毎日4時間の勉強をすれば、少なくとも平均点くらいは取れるようになるはずです。

 

いろいろとやることが多くて思うように時間を確保できないのであれば、「学校の授業時間を無駄にしない」ことで必要十分な勉強はできるはずです。

勉強はしているけど結果が出ない

自分の中では1日中勉強をしているつもりだったのに、集中しているかどうかを計測してみたら5時間もしていなかった。

これは、20年以上前資格試験の勉強をしていたときの私のことです。

 

このように自分では「勉強をしている」と思っているのに、実際はほとんどやっていないということはよくあることです。

だから、思うような成績を出せていない中学生の「勉強した」という言葉を鵜呑みにしてはいけません

「今日は5時間以上勉強をした」と言っている子から実際に何をしたのかを見せてもらうと「それ30分くらいで終わらせられる内容だよね?」ということは往々にしてあります。

「勉強しているのに点数が取れない」と不満を漏らす子は少なくありませんが、ほとんどがこういう状況です。

     

    本当に集中してやってしているのに勉強量に見合う結果が全く出ていないという場合は、

    • 体調不良
    • 睡眠不足
    • 精神的なストレス
    • 完全に間違った勉強の仕方をしている
    • 暗記力・理解力・空間認知力・計算力に弱さがある

    その他、別なところに原因がある可能性もありますが、まずは本気で勉強に取り組むようにしてください。

    勉強ができる環境を作る

    「勉強をしている」と思っているだけで実際には集中して勉強ができていない生徒は

    • スマホが気になる
    • やる気が起こらない
    • 学習内容が全く分からにので手が付けられない

    ことが原因であることが多いです。

    このような場合、勉強に集中する環境を作るために塾を利用することも考えてみてください。

    勉強をするのが当たり前の環境