算数のように個人差が大きく影響する科目と異なり

英語は間違ったやり方をしなければほぼ確実にできるようになります

英語は間違ったやり方をしなければ必ず伸びる

算数は同じ勉強をしているのに理解できる子もいればそうでない子もいます。

言葉を変えれば

個人差が激しい教科

とも言えます。

一方、英語は

学習障害の傾向が見られないという前提になってしまいますが

個人差が出にくい教科なので

間違ったやり方で勉強をしない限り確実に得意科目にすることができます。

 

レイズで学べば

少なくとも間違った勉強をすることはないので

中学進学後ほぼ確実に学年上位になりますし(小学校から塾に通っている子は、2023年現在、例外なく皆定期テストでは90前後、フクトでは60台後半を取れています)

英単語の暗記を別にしてくれれば英検準2級に合格できるくらいの実力にはなります。

 

なお

学習障害については社会福祉法人NHK厚生文化事業団のHPに

学習障害(LD)の子どもと英語の学び方

がまとめられているのでそちらを参考にしてください。

フォニックスで単語を覚える

小学校のうちにレイズで学べば英語ができるようになる理由の一つは英単語の暗記にあります。

 

英語を身に着けようとするときに子供たちが最初に手こずるのが単語の暗記です。

アルファベットを覚えたばかりの子にとって

  • Sunday
  • Monday
  • Tuesday
  • Wednesday
  • Thursday
  • Friday
  • Saturday

こういった基本単語を覚えるのも苦労します(小学校では発音したり文字をなぞるだけで、書けるように暗記をさせないので、子どもたちは英語は簡単だと思う傾向が強いように思えます)。

 

そこで、英語初心者の小学生にお勧めているのが(授業で行っているのが)

フォニックスで英単語を覚えることです。

 

フォニックスルールに従って英単語を覚えるのはかなり簡単です。

その気になれば1か月で200~300の英単語を覚えることもできます。

 

どれくらい簡単かというと

例えば

【a-e】のときの「a」は「エイ」と発音するルールがあるということを知っていれば

焼く bake 名前  name
ケーキ  cake ページ  page
ゲーム  game テープ  tape
門  gate 花瓶  vase

一度一緒に発音をしてあげれば

1分くらいで暗記が終わってしまいます。

 

あまりにも簡単に覚えられるので

普通に英単語を覚えろといっても覚えたがらない子でも

全く嫌がらずに暗記をしてくれます。

暗記をしてくれるというより

暗記をしようと思わなくても嫌でも勝手に覚えてしまうと言ったほうが正確かもしれません。

 

簡単に覚えられることが分かると

友達と一緒にゲーム感覚で英単語をイッキに覚えてしまうんです。

 

 

フォニックスが良いところはそれだけではありません。

小学生のうちに知っている英単語が1000個くらいあれば

「自分は英語ができる、得意だ」という気持ちが自然に湧きおこります。

「できる」と言う気持ちを持てれば、勉強を楽しいと思えるかは別として、勉強をするのが当たり前になるので

大半の子が何も言わなくても自分から勉強をするようになります。

これは英語だけでなく、他の科目にも伝染します。

結果的に、勉強が習慣化され、中学進学後普通に勉強をしているだけなのに学年上位になれてしまう分けです。

1日に2時間も3時間も勉強をする必要はありません。小学生のうちは塾の宿題に使う時間は1日10分~30分くらいで十分です。勉強中心の生活ではなく、友達と遊んだり、本を読んだり、スポーツをするなど、子どもたちがやりたいと思うことを優先させましょう。

文法の理解

小学校6年からは文法の授業も始まります。

といっても、小学6年の1年間で教える文法は

小学生の英語」に書いた通り

be動詞・一般動詞・代名詞・疑問詞といった基本だけです。

焦らずゆっくりと基本の定着を図ります(これができたら中学以降の英語で苦労することはなくなります。無理に先を急ぐ必要はありません)。

 

なぜ基本を重視するかを簡単に書いておきます。

 

2021年から使われるようになった教科書は

中学1年の1学期に

不定詞・動名詞・助動詞・進行形など一度に大量の文法がでてきます。

 

be動詞・一般動詞の基本的な構造が分からないままこれらを学ぼうとしても

頭が混乱して全く覚えられない

と言うことになりかねません。

「なりかねない」

ではなく

塾生が持ってきてくれる定期テストの学年全体の結果を見る限り

2020年前と比べてに英語ができなくなった子が増えていることは間違いないので

現実に起こっていることです。

 

とはいっても、be動詞・一般動詞を使った文の基礎を学んでおけば

1年1学期に「不定詞」「動名詞」「助動詞」「進行形」が出てこようが

すべての文法事項はbe動詞・一般動詞の基本構造が分かっていれば

それにプラスαでチョロッと覚えれば簡単に理解できるので

よほどのことがない限り混乱することはありません。

英語は小学生の時にやっておかなければ危険!!