レイズで授業を受けるなら
これだけで十分
という参考書を紹介しています。
レイズで授業を受けない場合はこれ以外にも参考書が必要になります。
目次
合格点
合格点は70点前後
合格をするには英語で70点前後を取れるようになっておく必要があります。
その理由は以下の通りです。
福大に合格するには
にも書いていますが
文系で学科であれば180点を取れれば合格の可能性が高くなります。
西南は
に書いた通り
合格最低点が200点を超すときもありますが
190点を取れれば十分合格の可能性が出てきます。
つまり
1教科60点以上取れれば西南・福大どちらにも合格できる可能性が出てくるわけです。
選択科目は西南・福大ともに本気で合格しようとしている受験生であれば7割~8割は取れるようになるのが普通なので
仮に英語が7割取れれば(福大なら6割)
英語と選択科目の2教科で130~140点になります。
140点取れれば福大であれば国語で4割、西南なら6割で合格ラインに乗ります。
国語の対策をしっかりとしている受験生が少ないからかどうかは分かりませんが
国語に関しては合格者平均も受験者平均もそこまで差がなく
結果を見る限り大半の受験生が少なくとも4割以上は取れていることは間違いないはずです。
国語で4割以下になることはないことを考えれば
英語で7割取れてしまえば少なくとも福大にはかなりの確率で合格ができるようになることを意味します。
机上の空論をしても意味がないと思う受験生もいるとは思いますが
過去レイズで勉強をしていた生徒たちのほぼ全員が福大には合格できているという事実を考えれば
英語で6~7割がとれるようになるかが合否を分ける可能性が高いことは間違いありません。
英語が苦手だから英語で4割、国語で7割取れるようになればいい
と考えても
現代文は勉強をしたからといって必ずしも点が取れるかわからない(やれば出来るようになるという国語の講師が多くいますが、その言葉を信じることができない受験生は少ないと思います)科目です。
そうであるなら
知識を付けてしまえば確実に得点源になる英語(その前に諦めてしまう子が多いから英語ができない子が多い)で7割を取れるようになった方が
合格の可能性を高められることは間違いありません。
偏差値は気にしない
西南・福大の英語は普段学校で受けている模試と傾向が全く違うので
模試で全く点数が取れないからといって西南・福大の入試問題が解けないという分けではありません。
英語の偏差値が40台前半でも福大の過去問であれば6割以上を安定して取れるようになるのは
うちの塾に通っていた生徒たちが証明しています。
単語帳
西南・福大を第一志望にしているのであれば
で合格に必要十分な英単語を覚えられます。
このほか
- システム英単語
- stock
- 速読英単語
- LEAP
数えればきりがないですが
たくさんの単語帳があります。
それぞれの単語帳に長短がありますが
どれを使ってもたいした違いはないといえば確かに違いはないのですが
西南・福大入試だけを考えれば
1単語1語彙で負担がなく収録されている単語も西南・福大にピッタリ
ターゲット1400をお勧めします。
「ターゲット1900を1500くらいまでやればいい」
とかいう人が昔からたくさんいますが
私からすれば
「だったら1400でいいじゃん」
と思ってしまうんです。
ターゲット1900の後半は福大どころか西南に出るような単語でさえ載っていないと思ったほうがいいです。
だからそれらを覚えたとしてもほぼ意味がありません。
また
1400に載っているが1900に載っていない基礎単語がそこそこあるのですが
西南・福大を一般選抜で受験しようとしている子の大半が英語を得意としておらず
基礎単語が覚えられていないのが現実です。
そういう子たちがまず覚えなくてはならないのは1900に載っていないが1400には載っている基礎単語なんです。
なので西南・福大しか受験しないのなら1900はやらずに1400に載っている単語を全部覚えたほうが間違いなくいいです。
講師ではない一般の人が1900を進めているとすれば
自分の受験経験からそう思っているだけで西南・福大を受験する子たちがどのくらいの実力なのかを無視していると思ってください(自分がある程度できていたので、できていない子がどれくらいできていないのかを分かっていない)。
文法・構文
文法の勉強に使う総合英語は高校進学後すぐに配布される
- エバーグリーン
- ブレイクスルー
- デュアルスコープ
といったものを使って大丈夫です。
西南・福大を第一志望にしている人は
総合英語とは別に
を
文法・語法・構文暗記に使うことを勧めます(第2版は青、第3版は緑、版が変わることに色が変わっています。新しく買う場合は緑色のものを購入したほうがいいです)。
これ以外では【Bright Stage[ブライトステージ]】がお勧めできます(ただし発音問題が掲載されていないので、福大を第一志望にしている人がこれを使う場合は発音の参考書を購入する必要が出てきます)。
なお、総合英語はエンゲージをやっていて理解するのが難しい場合辞書代わりに使うものなので
最初から最後まで全部読む必要はありません(読みたいのなら高校1・2年の時に読んでおきましょう)
これを完璧に仕上げたのに
文法問題が解けない
という場合は演習量が足りていない可能性もあるので
【全レベル問題集 英文法】の2・3で演習をしてください。
読解
読解の基礎を身に着けるのに個人的に一番お勧めしているのが
です。
ただ、2005年出版の物で、レイアウトがひどすぎるので
今の子たちには少し読みにくいと思います。
この20年間でいい参考書がたくさん出てきたので
「基本はここだ」なんか使う必要はない
と言っている人も多くいるみたいですが
個人的にはこれに勝る初心者(英検準2級の筆記に合格できるくらいの実力)向けの読解参考書はありません。
といくら私が言っても、賛同してくれる人は少ないので
【大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編】
も勧めておきます。